コーチングスキルの”フィードバック”とは?

以前は、フィードバックに対して、負のイメージが強かった私。

なぜかというと、理学療法士の学生時代に、病院実習で、一日の終わりに、

指導者である、スーパーバイザーからの

「フィードバックタイム😅」

なるものがあって、私たち学生からすると、簡単にいうと、

「指導時間」なるもので、当時の私は、

「バイザーからのダメ出しタイム😅」

と認識で、まぁ、実際にレポートを真っ赤に添削されたりなど、

もちろん、理学療法士になるためには必要な過程で、それを否定するものではありませんが、

そんなわけで、

「フィードバック」

という言葉に恐怖感を感じ、その言葉を聞くと、

「あっ、ダメ出しの時間か。。。」

と自然に反応していた。


そんな背景もあり、コーチングを学び始め、コーチングスキルでフィードバックが大事と聞いても、

最初は、苦手で苦手で、受けるのも嫌だし、するのも嫌だった。

でも、コーチングを学んでいく中で、フィードバックの重要性を知り、

「あくまでも、目的・目標に向かって、軌道のズレを認識して、その上で、目的・目標に向かうもの。」

と理解でき、

今では、学生時代からあった苦手意識?恐怖感?は、なくなりつつある。


この感覚になるまで、結構時間がかかったし、正直、まだまだ、フィードバックと聞くとドキドキしちゃう私(笑)

負のイメージのキーワードを、塗り替えるのって、時間がかかるのだなと、体感。

そんな中、フィードバックに置いて、私が大切にしているのは、

・あくまでも、目標、目的に向かって、フィードバックをするという意識を持つ
・相手の姿を映し出す、鏡のような存在である
・自分のことは、棚に思いっきり上げて、フィードバックする
・直感で伝える(伝えた後に、共感性を働かせて、どう思われるか?などを気にしない)
・そもそもの信頼関係を構築する
・自分自身も沢山フィードバックを受ける

そんなところ。


今、言語化して気がついたのは、学生時代に私が感じていた、

フィードバックへの苦手意識は、

そもそも、その時間自体が、フィードバックという言葉でなく、

あくまでも、「指導」その時間だったんだろうな。

その中に、私が、理学療法士という目標に対して、フィードバックのスキルが使われていたのだろうな。

言葉の定義を理解するって、大事だね。


学生時代の私に声をかけるなら、

「その時間は、指導の時間だよ。

その中に、フィードバックとか、いろいろ混ざっているからね。

そして、バイザーの先生も、君の可能性を信じて指導してくれているのだから、

君も、バイザーの先生を信じてね。」

そう伝えたいな。


、、、言語化してスッキリ☆☆

フィードバック、このコーチングスキルもまた、奥が深いよね。

フィードバックでも、双方向性を大事にして行こう♫

さぁ、本日もガンバルンバ💪

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、820時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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