何のために傾聴するかを意識できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは成長を促せる

コーチングスキルの傾聴。

研修などで、ワークを通しながらその大切さを理解していただくのだけど、

一方で、

「じゃ、傾聴すれば良いのですね!」

というシンプルなものでもない。

もちろん、傾聴することは、第一歩だけど、リーダーとして、

「話を聞いて終わり」

ではなく、そこからが大事。


ただ、話を聞いて欲しい。

というのであれば、それで良いのだけど、スタッフがリーダーに話を聞いて欲しい場合には、

何か課題があり、困っていて、解決したい、して欲しいから、話をしてくることが多い。

この時に、課題のレベル感や緊急度にもよるけど、コーチングマインドの活かした関わりでは、

スタッフから、

「解決したい」

に一緒に取り組む姿勢が必要となる。


それを、スタッフが解決できるものでも、スタッフから解決して欲しいと言われるから、リーダーが解決し続けてしまうと、スタッフの成長のチャンスを逃すことにもなる。

そのため、傾聴しながらも、

「スタッフは、本当はどうしたいのか?」

と、聴くことを深めていく必要がある。

だから、傾聴することが大事。

そして、見極めて、スタッフに行動ができるように、デザインしていくのがリーダーとして、傾聴のその先にある、大事なこと。

ただ傾聴すれば良いのではなく、なんのために傾聴するのか、このことを大切にしよう。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、820時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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