代表山田が、新人看護師・救急救命士向けに、多様性の理解をテーマに研修講師をしてきました

9月25日は、株式会社メディカルコミュニケーションポート(MCP)の廣田コーチからご依頼をいただき、

今回で4年目となる東京都の多摩市にある病院で、新人看護師・救急救命士向けに、

「多様性の理解」をテーマに、120分一緒に学びの時間を共有しました。


私自身、20年前の2004年から理学療法士として働いているわけですが、

最初の半年、1年は、ベクトルが常に外側(対先輩、上司、多職種などなど)に向いていて、

自分がどんな人間で、本当はどうしたいのか?などを考える暇がなかったことを覚えています。

その後、コーチングやコミュニケーションを本格的に学んで、今だからこそ思えることは、

そうした外側にベクトルが向きやすい新人の時期に、

「内側、自分にベクトルを向けて、自分のコミュニケーションの特性など、

自己理解を行う時間が取れたら、もう少し早く自分らしさを発揮できたかも」

そのようなことです。


研修の冒頭に、その想いと共に、

多様性の理解の過程の中で、

「他者理解→自己理解→多様性の理解」

も大事だけど、

「自己理解→他者理解→多様性の理解」

という流れと、

「だから、今日は、自分のコミュニケーションの特性に目を向けて、自分を理解しましょう♫」

このことを伝えました。


多様性の理解を自己理解から進めるためのワークを行い、

研修の最後に円になって座り、お一人ずつ、アクションプランを発表していただきました。

いずれの方も、かなり具体的なアクションプランを言語化されて、

研修自体に対するキャッチ力が高く、普段から、コミュニケーションに関してもアンテナを張っていらっしゃることが伝わってきました。

今回の研修は例年、新人の方々に加えて、数名業務の調整がついた2年目の方(昨年、この研修に参加してくれた)が場に加わって下さり、

その方の、業務上での具体的な体験談をシェアしていただけことも、学びの場として奥深いものになりました。

やはり、体験談は皆さんの心に刺さるようで、皆さんが深く頷きながら聞いていたのが、とても私の印象に残っています。


医療従事者が自己理解を深めることの意味を、改めて気づくことができた、私にとっても貴重な時間となりました。

私自身も、さらにブラッシュアップしながら、お役に立てるように経験を積んでいきます。

多様性の理解におけるコミュニケーションを細分化していくと、自己理解の重要性が出てきます。

この辺りのエッセンス、私自身、理学療法士として20年、現在も含めてさまざまなフィールド(病院、デイサービス、訪問看護、有料老人ホーム)で働く中で、

医療介護従事者の多様性の理解と向き合い続けているからこそ、リアルなお話しもできます。

もし、こういった研修に興味がある、病院・介護施設の研修担当の方がいたら、お気軽に相談ベースで構いませんので、ご連絡ください↓

お問い合わせ – Be a Smile チームビルディング×理学療法士×コーチングのBe a Smile 山田真伸です。病院・介護施設等の企業研修、リハビリテーシ be-a-smile.com

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、790時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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