過去のことを話し切ると、未来に進める

コーチングセッションでは、クライアントが目標、目的に向かい、行動し、得たい成果を得られるように、対話を通じてサポートする。

その意味で考えると、未来に進むための対話、という要素が強い。

この辺りも、クライアントの特性や、クライアントがその時に置かれている状況によって変わるのだけど、

・未来に向かってどんどん進めていきたいタイプ
・過去のことを整理しながら未来に進みたいタイプ
・今、この瞬間を大切にしながら未来に進みたいタイプ

がと様々なタイプがいる。


上記のタイプ、どれが良くて、良くなくての話ではなくて、

大事なことは、コーチングの三原則の一つ、

「多様性」

に則り、クライアントに合わせて進めていく必要がある。


この文脈の中で、今日、紹介するのは、

・過去のことを整理しながら未来に進みたいタイプ

このタイプに意外と多いのが、

「コーチングって、未来のこと話さないとダメですよね?!私、過去のことばかり話していて、コーチングになっていないんじゃと思っていて。。。」

つまり、コーチング=過去を気にせず、とにかく未来

と囚われている。


興味深いことに、人は、過去のことを話して、話して、話して、

それこそ、頭が空っぽになるぐらい、話を出し切ると、

次に、

「、、、で、私、どうしたいの?」

となることが多い。

ポイントは、話し切るまで、それこそ、

「もうこれ以上、愚痴は出ない」

というまで、話してみると、頭が、カチッと音を立てるように、未来に向かうことができる。

「話し切る」ぜひ、お試しください。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、740時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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