ダイレクトに人と会うことを大事にしている理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはアイデアが出やすい

ダイレクトに人と会うことの効果について、興味深い研究がある↓

Kohane氏の研究では、共同執筆者の物理的距離と論文クオリティの関係が明らかに。距離が近いほど引用数が増加し、同じ建物内の執筆者の論文は引用数が45%多い。電子コミュニケーションではなく、実際の共有や会話が新たなアイディアを生む。

「実際に会う」ことの重要性:研究結果通信技術が発達した現在でも、人間は物理的に同じ空間にいるときに最も生産性が高く、革新的なアイディアも出るようだ。各種の研究wired.jp

つまり、

「重要な新しいアイディアというものは、画面に突然登場するというよりは、同じ空間を実際に共有する人々や、他愛もない会話から生まれているのだ。」

と要約されているように、直接のface to faceの中から、新しいアイデアが生まれることは、多くの人が体験したことがあるのではないのかな。


私も、ある打ち合わせに行き、「余談だけど、、、」と言うことで、とあるテーマを投げかけたところ、新たな仕事に繋がった経験が最近あった。

これらは、直接会うことにより、その場のあらゆることがダイナミクス的なものを生み出すことに繋がる。

もちろん、SNSなどのDMのやり取りでも生まれてはくるけど、その奥行きなどは、やはり直接のやり取りには叶わないと思う。


その意味で、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーとして、スタッフと関わる際に、

メールなどのやり取りも大事ではあるけど、普段の何気ない対話の中から、組織をよりよくしたり、スタッフの可能性を広げるアイデアが生まれるかも知らない、そう思えると、対話の存在価値が上がるのではないかな。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、740時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

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