有料老人ホームで理学療法士として勤務していると、認知症を有する高齢者の方々とお話しする機会が私自身も多いし、会話を聴いたり観たりする場面も多いです。
私のもう一つの生業である、コーチという側面から、そういった場面を観ると、
「やはり、コミュニケーションって、言葉の意味も大事だけど、非言語、つまり、医療介護従事者の表情、しぐさ、姿勢、声のトーン、大きさが、相手に与える影響って、本当に大きい。」
と、いつも思います。
私自身、理学療法士として認知症を有する方々と関わる中で、言葉だけではなく、こちらの表情や声のトーン、姿勢なども含めてコミュニケーションが成り立っていると感じる場面があります。
だからこそ、支援する側が自分自身の表情や声、姿勢などに意識を向けることも大切なのではないでしょうか。
・笑顔で接する
・目線を合わせる
・相手のペースに合わせる
などのスキルだけでなく、目の前の方が、
「どんな世界を観て、今、どんな風に生きているのか。」
という興味関心を持つという、医療従事者のあり方、マインドが大切なんですよね。
コーチングマインドの「世界観」を知ることとも、関連が深いです。
コーチング×理学療法士の可能性の一つとして、認知症を有する、一般的には、コミニュケーションが難しいとされる方々に関して、
それぞれの専門知識を掛け合わせると、マインドもブラッシュアップされ、提供できるスキルの引き出しも増えるのだろうな、そんな風に考えている今日この頃です。
特に、今回紹介したような、認知症を有する方とのコミュニケーションでは、非言語コミュニケーションが大事になってきます。
「この人は、ちゃんと話を聞いてくれる。理解をしてくれる。」
そう思ってもらうことが、本当に大切なのです。
私たち理学療法士は、対象者の身体だけを見るのではなく、その方が何を感じ、どんな世界を見ているのかにも関心を向けることが大切なのだと思います。




