コーチングスキルの”フィードフォワード”とは?

コーチングスキルのフィードフォワード。

わかりやすく言うなら、

「あなたなら、もっとこんなことできるんじゃない?!」

「こんな、可能性だってあるんじゃない?!」

みたいに、相手に対して、相手にはもっと可能性があることを伝えること。


フィードフォワードと似たようなスキルでフィードバックがあるけど、

フィードバックは、相手の目的に対して、このぐらいズレているよ、自分にはこう見えているよ、事実を伝えるもの。

なので、事実という観点から見ると、フィードバックは事実を伝え、フィードフォワードは予想を伝えるということ。


この2つの共通点としてあるのが、

目的を確認すること。

フィードバックでは、目的に対して、事実を伝え、

フィードフォワードでは、目的に対して、目的のその先にある予想や期待を伝えるということになる。


フィードフォワードをもらうと、人は、

「えっ?!自分に、そんな力があるのかな?!でも、そうなったらいいな。なんか、元気でるな!」

と、未来への活力をもらう。

私が、いただいたフィードフォワードで印象に残っているのが、

とあるお客様のご家族から、

「山田さん、あんたはいい男だ。ひと目見た時から、他とは違う何かを感じたよ。必ず成功するよ。大きくなるよ。私が、こうやって言った人は、みんな出世して、成功していったんだよ。」

突然言われたので、驚いたけど、ちなみにこの時期、いろいろと悩んでいた時期だったので、

このフィードフォワードをいただいてお客様宅を出た時、嬉し涙が出たのを今でも覚えている。


もう一つあって、似たようなエピソードであるのだけど、その方はかなり大手の商事の支社長などもやったり、海外でもバリバリキャリアを積んだ方で、その方に、

「あなたは、狭い世界で縮こまっているような人じゃない。いずれ、今よりもっとビックになる存在だ。だから、男としてもっとビックになりなさい。」

これも、なんだか、ズドン!と響いたな。


と言うように、フィードフォワードって、未来への期待をしてくれて、パワフルな気持ち、前向きな気持ちになるんだよね。

コーチングスキルとしても、とても大切なスキルで、クライアントが前に進む際に、勇気を持ってもらうものでもあるんだよね。

未来を予測するって、なんか占い師みたいな感じもしてきた(笑)

そうすると、占い師も内容によるけど、未来が明るい話をされるフィードフォワードみたいになると、なんだかその気になったりするから、近い感じなのかも。


そして、フィードフォワードするためには、相手をよく観察して、どんな可能性があるかを考える必要があって、

この辺りの力は、コーチとしてこれからも磨こう。

私にたくさんのフィードフォワードしてくれた方々が私にしてくれたように、私もそのスキルを磨こう。


、、、言語化してスッキリ☆☆

フィードフォワード、やっぱり良いね。みなさんも、ぜひ、お試しあれ。

さぁ、本日もガンバルンバ💪

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、790時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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