禅語に、
「対機説法(たいきせっぽう)」
という言葉があって、その意味合いは、
「教えを相手の資質に相応して理解のゆくように説き聞かせること。」
とされている。
対機説法(たいきせっぽう)とは? 意味や使い方 – コトバンク精選版 日本国語大辞典 – 対機説法の用語解説 – 〘名〙 仏語。教えを相手の資質に相応して理解のゆくように説き聞かせるこkotobank.jp
人がやる気になるのは、どんな場面だろう?
その一つの答えが、この、
「対機説法」
にあると思う。
つまり、
「一人ひとりの特性に合わせた関わりをしよう!」
ということは、かなり昔から言われていることで、その意味で、本質的なこと。
では、どうすれば、そのような関わりができるか?
私は、その一つに、
「相手に興味関心を持ち、よく観察すること」
があると思う。
加えて、
「相手に、自分が興味のあることを聞く」
このことも大事。
というのも、こちらが、観察をして、仮説を立てても、ピントがずれていることはある。
そこは、やはり、本人に確認してみることが大事。
この手間を省くと、実は、こちらの思い込みで、良かれと思う関わりが、実は、相手からすると、「、、、私のこと、分かってくれていない。」となる。
「対機説法」
実践していこう。