シンプルなことを丁寧に伝える理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは基礎を大事できる

何事も基礎は大事で、茶道や武道の師弟関係のあり方として、

「守破離」

がある。

守破離 – Wikipediaja.m.wikipedia.org

「もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものとされている。」


仕事において、実は一番伝えるのが難しいのが、シンプルなこと、つまり基礎のこと。

なぜなら、基礎は、誰もが無意識に行うことが多く、

「言わなくても、分かるでしょ?!だって、仕事の基本の基だよ!」

となりやすい。

そうなると、

「言わずもがな」

そんな雰囲気にもなる。


でも、実は、ここに大きな落とし穴があって、

例えば、理学療法士であれば、解剖学は養成学校で最初に私たちが学ぶ専門的な分野であるけど、

人はどうしても、学びの記憶が忘却しやすいので、

事あるごとに、何か症例で悩んだ際に、改めて解剖学で考えると、

思いの外、課題を解決する方向にいく。


このためには、

「守破離」

にあるように、まずは、基礎を守り、型をつくる。

その上で成り立つ、

「型破り」

は、その人らしさを出すけど、基礎がない、「型破り」は、

「型知らずの型破り」

となり、肝心なところで、成果が出にくくなったりする。

そういった意味で、リーダーとして、スタッフが、守破離のどの段階にいるかを見極め、そのステージに合わせた関わりが大事。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、740時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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