「みんなが何をやりたいか、そこが大事だよ!」と伝えて失敗した、私の理学療法士管理職時代

今日の言語化は、2017年に当時勤務していた訪問看護の会社で、管理職になった時のこと。

そこで、思いついたのが、本日のタイトル。

「みんなが何をやりたいか、そこが大事だよ!」と伝えて失敗した、私の管理職時代。

少し補足して説明すると、

「みんなが何をやりたいか?」

をスタッフに聞く前に、管理職として、まずはやることがあった。

そんなお話し。

〜〜〜

当時のことを思い出すと、なんとなく、悔しいというか、歯痒いというか、

「いゃぁ、経験不足感、溢れてるなぁ」

と言う感じ。

まぁ、でも、結果としては、月並みの言葉だけど、

「あの体験があるから、今がある。」

と言える。


当時の少し前から、コーチングを学び始めて、

「答えはクライアントの中にある!」

というコーチングマインドに惹かれて、

「答えはスタッフの中にある!」

を全開に、とにかく、スタッフの話を聞いて、

「あなたは、どうしたい?」

を連発していた。

今でも、このことは間違っていなかったと思うけど、

今同じ役割になったなら、あることを、やるかなと考えている。


そのやることとは、まずは、

「会社のビジョン、そして、自分のビジョンも明確に伝えること。」

やはり、リーダーとして、その部分は大切。

もちろん、そのビジョンを貫くとか、強制的に、そのビジョンを信じるよう引っ張るとかではないのだけど、

その自己開示がないと、スタッフも自己開示できない。

「いやいや、まずは、山田さんが、どうしたいかを伝えてよ。」

となる。

そして、実際に、そのようなことをスタッフから言われて、ハッとして焦った記憶がある。


ビジョンについて、もう少し言語化すると、

厳密には、会社のビジョンと、自分のビジョンの交差点を探すことが大切で、

スタッフにも、会社のビジョン、私のビジョン、そして、スタッフのビジョンの交差点を見つけると、

お互いが、同じ方向を向けて仕事ができるんだよね。

これが、組織で働く上では、私はとっても大事だと思う。

それがなくなると、会社への不平不満が増えてくる場面を、多くみてきた。

何より、私がその交差点を見つけることにより、会社で働く意義を見出すことができた、という体験が大きい。


そんなこんなんで、最初の管理職時代は、失敗の連続だったけど、そこで、学んだことは、

「リーダーがビジョンを持ち、そのことを、言語化してスタッフに伝えること。」

そして、私が、それが出来るようになったのが、自分のあり方やビジョンを定めることを、

まずは、マイコーチとのコーチングセッションや、セルフコーチングで、繰り返しあり方、ビジョンを言語化して、

慣れてきたら、信頼できる人に言語化していく。

このことを繰り返した。

そうしたら、気づくと、いろいろな人に、自分のあり方、ビジョンを言語化できるようになってきた。

そうすると、不思議と、それに賛同、共感を受けた方から、コーチングセッションや研修講師の依頼を受けることが増えてきた。

ということで、現在管理職でマネージメント、特に、自分の想いを伝えることに自信がないリーダーの方で、コーチングに興味が出た方、お気軽にご相談ください。


、、、言語化してスッキリ☆☆

あの時に自分に、「今は、とりあえず、頑張って!必ず、その体験が活きるから!」

と伝えたい。

さぁ、本日もガンバルンバ💪

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、740時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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