「あなたは、どうしたいの?」
「あなたは、どうありたいの?」
「何のために、働いているの?」
「10年後、どんな風になっていたい?」
これらの問い、シンプルではあるけど、いざ聞かれると、ドキッとする。
リーダーとして、スタッフ自身の考える力を伸ばす時に、
上記のような、シンプルだけど、本質を突いた問いは、有効。
なぜなら、人は、その場で、パッと答えられない問いほど、
脳で、一生懸命、自分なりの答えを出そうとするから。
私が、訪問看護の現場で、管理職をし始めた時、
今、振り返ると、問いなのか、フィードバックなのか、リクエストなのかわからない、
長いセンテンスでスタッフに物事を伝えようとしていた。
でも、よく考えると、人が、一度に聞いて処理できるのは、
例えば1分間だと、300文字程度と言われている↓
朝礼スピーチの時間に応じた文字数の目安は?話し方の注意点も紹介聞きやすい朝礼スピーチにするには、制限時間に適した文章量を適切な話し方で伝えることです。スピーチの時間に応じた理想的な文字www.aig.co.jp
シンプルに伝えようとすると、伝える側も、要点を絞り、本当に必要なことを伝えようと、努力する。
そして、聞く側も、集中して聞くことができ、相互作用で、その対話が豊かになる。
それにより、問いを置かれても、自分で考える余白が脳にできるので、考える力を育成することもできる。
シンプルに伝える。
リーダーとして、大事にしてみてはいかがでしょうか?