シンプルな問いを繰り返す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの考える力を育成できる

「あなたは、どうしたいの?」

「あなたは、どうありたいの?」

「何のために、働いているの?」

「10年後、どんな風になっていたい?」

これらの問い、シンプルではあるけど、いざ聞かれると、ドキッとする。


リーダーとして、スタッフ自身の考える力を伸ばす時に、

上記のような、シンプルだけど、本質を突いた問いは、有効。

なぜなら、人は、その場で、パッと答えられない問いほど、

脳で、一生懸命、自分なりの答えを出そうとするから。


私が、訪問看護の現場で、管理職をし始めた時、

今、振り返ると、問いなのか、フィードバックなのか、リクエストなのかわからない、

長いセンテンスでスタッフに物事を伝えようとしていた。

でも、よく考えると、人が、一度に聞いて処理できるのは、

例えば1分間だと、300文字程度と言われている↓

朝礼スピーチの時間に応じた文字数の目安は?話し方の注意点も紹介聞きやすい朝礼スピーチにするには、制限時間に適した文章量を適切な話し方で伝えることです。スピーチの時間に応じた理想的な文字www.aig.co.jp


シンプルに伝えようとすると、伝える側も、要点を絞り、本当に必要なことを伝えようと、努力する。

そして、聞く側も、集中して聞くことができ、相互作用で、その対話が豊かになる。

それにより、問いを置かれても、自分で考える余白が脳にできるので、考える力を育成することもできる。

シンプルに伝える。

リーダーとして、大事にしてみてはいかがでしょうか?

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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