共感と同調、似たような意味を持っていそうな言葉だけど、結構違う↓
「同調(どうちょう)」とは、「相手の意見・主張・態度に、(本音は反対であっても)自分の言動を合わせること」を意味する言葉です。
「共感(きょうかん)」とは、「他者の気持ち(感情)を本心から理解して共有しようとすること」を意味しています。
(言葉の違いがわかる読み物 「同調」と「共感」の違いとは?分かりやすく解釈より)
私も、人の話を聞くときに、特にコーチの時は、この共感と同調を気を付けている。
改めて、上記のように意味の違いを知ると、この2つの言葉の違いを意識することは大事だなと思う。
特に、同調って、ついつい、しがちになる。
いわゆる、空気を読んで、長い物には巻かれろ的な感じ。
でも、それって、本心とは違い、同調してしまった自分も気がつくし、
相手にとって良くないことが起きることもある。
同調されたことにより、勢いがついてしまい、暴走してしまうことってある。
良いことで同調されたときは良いけど、ネガティブなことに同調が関わってくると、
色々な人に影響が出る。
同調で気を付ける必要があるのは、自分がしたくないことに同調しないようにすること。
「共感はするけど、同調はしない。」
このことを意識できると、いろいろなところで、
仲間外れやイジメなどが減るんじゃないのかなと思っている。
ただ、共感にせよ、同調にせよ、過度にそれを求めてしまわないようにしなきゃね。
共感や同調の時に、有効となってくるコーチングスキルが、
個人的には、リフレインとペーシング。
まずは、
ペーシングで相手のペースに合わせて、
リフレインで言葉を事実として返す。
これを意識するだけで、相手はかなり共感や同調された気持ちになる。
同調自体は悪くないのだけど、ネガティブな同調は避けたいな。