VisionsPaletteの【自画像を描くアートワークショップ】参加して、アート×コーチングの可能性を感じました

6月15日に、コクヨ東京品川オフィスで開かれた、Lifestance EXPO内のワークショップ

Self-portrait WORKSHOP ~自画像で出会う、ライフスタンス~

に参加してきました。

【主催は株式会社パラドックス VisionsPalette事業部】

こちらのワークショップの主催は、株式会社パラドックスさんのVisionsPalette事業部で、

事業部の統括マネージャーをしている、田村さんからワークショップの存在を教えていただきました。

ワークショップは、

「参加者が自分のルーツを感じる写真を元に自画像を描き、これにより、過去を振り返り、忘れていた記憶や価値観に向き合い、深い内省体験を得ることで、ライフスタンスに新たな発見があるかもしれない。」

そのようなコンセプトとのことでした。

ちなみに、私の前職ソフィアメディ株式会社時代に参加していた社内のプロジェクトチームをサポートしてくださっていたのが、

パラドックスさんで、田村さんにはその時に大変お世話になりました。

ちなみに、その時のプロジェクトでは、社内の体制変更に伴うMVV(Mission,Vision,Value)の再策定という、

かなり濃い内容であったのですが、考えてみると、あの時の体験は、今の、私のコーチとしてクライアントの未来をサポートする上で、礎ともなっているものです。

また、ワークショップには、パラドックスの田島さんも参加されており、隣でご一緒できて、ワークショップ後には、Lifestance EXPOを案内していただくという、なんともまぁ贅沢な時間を過ごしました。


【ワークショップの構成】

ワークショップは、

①イントロ
②自画像の描き方のレクチャー
③自画像制作
④自画像に込めた思いのインタビュー

という流れで、あっという間の120分でした。

ワークショップには、アーティストとして活躍しながら、アトリエ教室 Visions Palette”ビジョンズパレット”の講師を務める2名の方々、制作を指導してくださいました。

「うまさより、じぶんらしさをのばすアトリエ。」

という、めちゃくちゃ素敵なコンセプトのもと、講師は東京藝術大学などで学んだ若き現役のアーティストというかなり豪華なアトリエ教室(駒沢大学、自由が丘、三軒茶屋、学芸大学など)です。

Visions Palette(ビジョンズパレット)-アトリエ教室・絵画教室・美術教室・造形教室 うまさより、じぶんらしさを褒めてのばすアトリエ教室・絵画教室・美術教室・造形教室、Visions Palette(ビジョン www.visions-palette.com


【絵心なく不安な私のマインドが180度変わる声掛け】

ちなみに、私は、何を隠そう、絵心は全くなく・・・(笑)、当日も、申し込んだものの、

「やばい、全然自信ない、とりあえず申し込んでしまったけど、、、どうしよう。」

と始まる寸前まで思っていました。

、、、しかし、イントロの段階で、先生方の、

「絵はうまい下手とかじゃないので、今日は、うまいとか、下手とか、絵心ないとかは、禁句です。自分の思うように表現して描いてください。」

という言葉に、私の思いは見事に180度変わり、

「あっ、それなら、描けそう♫」

となりました。

ワークショップの場での、こういった安心安全に参加できる、セットアップって、ほんと大事ですね。


【ファーストタッチに緊張も距離感の良い先生の声掛けで・・・】

その後、道具や描き方についてのレクチャーがあり、持ってきた写真を眺めて、何を描くか、想いを馳せて、いざスタート。

ちなみに、私は、自分が小学校5年生の時に児童会の副会長に立候補した、最終演説の写真を自宅から持ってきて、

いろいろと当時のことを思い出しながら、イメージしましたが、このイメージが大事で、そこがしっかりと膨らむと、

強調して描くものも自然と決まってくる感じでした。

ただ、描き始めのファーストタッチは、隣の方とも、「ファーストタッチ、めっちゃ緊張しますね(笑)」

といいながら、でも、2人の先生が順次回って下さり、想いを聞いてくれたり、背中を押してくれたりで、描き始めることができました。


【敢えて解像度を落として最初はボンヤリ描いていく】

描き方で衝撃を受けたのが、

「最初から、上手にすべての形を決めて描かない」

ということでした。

もう少し具体的に言うと、最初は目を細めて、敢えて写真の解像度を落として、

その状態から、姿や形をボンヤリさせながら、軽く描いていくというものでした。

そして、確かに、そのやり方でやると、なんか、良い感じに描けてきて、

段階が進み迷うと、先生方が絶妙なタイミングで近寄ってくださり、

承認の言葉をかけていただきながら、一緒に次にどうするかを考えてくれました。

この一緒にというスタンス、コーチングのコーチとクライアントの関係と似ていて、

「あっ、なんか、コーチングセッション受けているみたい♫」

と思いました。

コーチングでは、よくコーチとクライアントの前に、真っ白なキャンバスを置いて、そこに絵を描くようにと言われたりしますが、まさしくな時間を体験しました。


【”高揚感の原体験”ついに完成!!】

そんなこんなで、タイトルもつけて完成品として、

最後は、一人ひとり、タイトルの由縁や描きながら何を感じていたかの、言語化を行い、

それに対して、先生方が承認やフィードバックをしてくれるという、豊かな時間でした。

私は、「高揚感の原体験」というタイトルにしたのですが、描いたの自分でしたが、

実は描きながら浮かんでいた光景は、あの壇上に立って全校生徒の前でスピーチをしたものでした。

あの時の、「高揚感」って、私の今の研修講師などで人前でお話しする原体験なことに改めて気がつきました。

そして、私が今後描いているビジョンにとっても、あの原体験はかなり大きなインパクトを与えていることも言語化できました。

あとは、解像度を下げて描き始めることも、これまたコーチングとも似ていて、コーチングでもいきなりビジョンの解像度を高く行くのは難しくて、

最初はまず、解像度を下げて、ビジョンの周辺や自身の価値や大切にしているものなどから言語化しながら、徐々に解像度を上げて行くので、

セッションにも活かすことができるなと思いました。


【アート×コーチングの可能性に気づく】

今回、参加して思ったのは、

「アート×コーチング」

っていろいろと可能性がありそうだなということです。

キーワードは、アウトプットで、

アートでは絵を描いたり、物を作ったりする

コーチングでは、言語化をする

やり方は違えど、そのプロセスや思考はとても似ていて、

例えば、絵を描く前後の想いの言語化にコーチングセッションだったり、

コーチングセッションの前後に、絵を描いたりと、様々な可能性を感じました。

あとは、アーティストの方々の、言語化にもとても興味が出て、どのような思考で普段、脳内世界を過ごされているのか、

お聞きしてみたいなと思いました。

今回、田村さんにお声がけいただき、普段私がやることのない、自画像を描くこというアートを通して、

今の私のコーチや研修講師としての活動に新たな刺激をいただくことができました。

田村さん、田島さんありがとうございました!

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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