【研修登壇のお知らせ】地域で信頼される理学療法士の「打ち合わせ力」向上研修|公益社団法人 神奈川県理学療法士会

はじめに

2026年1月24日(土)、公益社団法人 神奈川県理学療法士会よりご依頼をいただき、対面研修 「地域で信頼される理学療法士の“打ち合わせ力”向上研修」に登壇いたします。

地域の講演、体操教室、地域包括支援センターでの活動など、理学療法士が地域で活躍する機会は年々増えています。 その一方で、次のような“場のズレ”を感じることも少なくありません。

  • 当日の雰囲気が想定と違った
  • 参加者の反応がつかみにくかった
  • 依頼主の期待とズレを感じた
  • 準備したのに手応えが薄かった

これらは知識や技術だけの問題ではなく、その多くが 「事前の打ち合わせの質」に起因しています。


打ち合わせは「段取り」ではなく「場づくり」

理学療法士、研修講師、プロコーチとして活動する中で、私は次第にこう感じるようになりました。

「打ち合わせは、当日の成功の半分以上を決めている。」

打ち合わせとは、単なる情報交換ではなく、次のようなプロセスだと考えています。

  • 依頼主の背景や真意を理解する
  • 参加者が安心できる場を構想する
  • 求められている役割を明確にする
  • 双方が描くゴールを一致させる
  • 「この理学療法士なら安心して任せられる」と思っていただく

つまり、打ち合わせは信頼形成と場づくりのプロセスそのものです。


コーチングの視点で “打ち合わせ” を再定義する

今回の研修では、私が大切にしているコーチングのエッセンスを取り入れながら、次のような内容を中心に進めます。

  • 依頼主のニーズを引き出す質問
  • 相手の真意に近づく傾聴
  • 信頼関係を築く承認の言葉・姿勢
  • 参加者とゴールをそろえるポイント
  • 「理学療法士としてのあり方(being)」を明確にするワーク
  • 実際にコーチングセッションを体験する実践ワーク

「なるほど」で終わらず、「明日からすぐにできる」ことを持ち帰っていただける時間にしていきます。


地域で活躍する理学療法士が増える未来へ

地域包括ケア・介護予防・住民主体の活動が進む中で、理学療法士の地域での役割はますます広がっています。 その中で、信頼される存在として地域に関われる理学療法士が増えることは、地域の健康づくりにとって大きな力になります。

今回の研修が、その一歩につながる時間になるように、心を込めて準備を進めています。


研修概要

主催: 公益社団法人 神奈川県理学療法士会
研修名: 地域で信頼される理学療法士の“打ち合わせ力”向上研修
(神奈川県介護予防人材育成研修・推進リーダーアドバンス研修)

日時: 2026年1月24日(土) 9:30〜12:00
会場: 鶴見駅前ホール(横浜市)

詳細・お申し込みはこちら:
神奈川県介護予防人材育成研修 兼 推進リーダーアドバンス研修(公益社団法人 神奈川県理学療法士会)

地域で活動されている、またこれから地域活動も行っていきたい理学療法士のみなさまのご参加を、心よりお待ちしております。


他都道府県の理学療法士会・研修担当者のみなさまへ

Be a Smile では、「理学療法士の対話力向上」をテーマにした研修を、全国で提供しています。

  • 理学療法士の地域支援力向上研修
  • コミュニケーション/コーチング研修
  • ファシリテーション・場づくり研修など

内容や対象者、時間数など、ご要望に合わせたカスタマイズも可能です。
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山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表/一般社団法人 Life is 理事

研修講師
理学療法士
国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修150件以上、1,000時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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