1on1で目的地を確認できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーになろう

みなさん、タクシーに乗って最初にすることって何でしょうか?

多くの人はというか、基本的には、

「行き先(目的地)を、伝える」

だと思います。


最近、1on1が、さまざまなところで大事と言われて、スタッフとのコミュニケーションの一環として行なっている人も多いのでは。

1on1にコーチングの要素を取り入れて、より効果的にしたいという思いから、

コーチングを学び始めるリーダーの方もいる中で、私は、上記の話を行うことが多い。


1on1を効果的にするための一つのやり方として、

時間内のゴールを決めることが大事。

このゴールを決めないでスタートすると、それは、タクシーに乗って目的地を伝えないのと一緒になる。

ただ、タクシーだとドライバーが運転してくれるけど、1on1で、リーダーが運転する必要はなくて、

運転もスタッフにしてもらい、リーダーは助手席辺りに座り、

そう、イメージ的には、運転免許を取るための教習所の教官みたいな感じ。


人は、ゴールをイメージできると、自然とそこに向かって走り出す。

ただ、途中にさまざまな障害、例えば、車だと、渋滞や通行止めなど起きるので、

その時に、ルートを変えたり、自分の置かれている状況を話したりする必要があるので、

それを1on1などで、自分の言葉にしながら整理して、再び目的地を目指す。

このように捉えると、1on1をより主体的にスタッフに取り組んでもらえそうではないでしょうか?

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、790時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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