フィードバックできる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは成長をサポートできる

コーチングスキルのフィードバック。

コーチングにおける、フィードバックとは、「事実を相手に伝えること」です。

クライアントが目標に正しく向かえているのか、もしくは軌道がずれているのか。ずれているとしたら、どの程度ずれているのか。コーチのフィードバックは、クライアントを目標達成に導く重要な関わりです。

なぜ、コーチはクライアントにフィードバックを求めるべきなのかコーチング研究所では、コーチがクライアントにフィードバックを求めることが、「コーチの関わり」や「コーチングの効果」とどのよwww.coacha.com


スタッフの成長をサポートする上でも、フィードバックがうまく機能することは大切。

フィードバックする上で、いくつか重要なポイントがあるけど、本日は、3つを紹介。

①自分がフィードバックを受け取る練習をする
②フィードバック≠ダメ出しという認識を持つ
③フィードバックをどうするかは相手次第である


①フィードバックを受け取る練習をする

フィードバックが上手になりたいなら、自分自身がフィードバックを積極的に受けて、

「あぁ、フィードバックを受けると、このような感覚になるのかぁ。成長に繋がるなぁ。」

という体験があると、自然と人にもフィードバックできるようになる。

自分の周りに4名ぐらい、いろいろなタイプのフィードバックをくれる人を決めて置くのがオススメ。


②フィードバック≠ダメ出し

これは、私の体験で、私は、学生時代の経験から、「フィードバック=ダメ出し」という概念があった。

そのため、長年、フィードバックにネガティブなイメージを持っていたけど、「フィードバックはあくまでも目標に対して、どれだけズレているかの事実を伝える」と理解してから、随分と楽になった。


③フィードバックをどうするかは相手次第である

フィードバックを受けて、全てを受け入れなきゃいけないと思うと苦しくなる。

そのフィードバックを受け取るか、流すかなどの選択権がフィードバックされる側にあると思うと、気持ち的に楽になる。

「せっかく言ったのに!」

とならずに済む。人生は自分で選択するものだから。

①②③を実践していただき、スタッフの成長のためにフィードバックすることに繋がれば嬉しいな。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、790時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

についての個別相談やお問い合わせはこちらからどうぞ。