コーチングスキルの傾聴。
読んで字の如く、
「耳を傾けるように聴く」
リーダーとして、スタッフの話を聴くことが大事なのは誰もが感じていること。
傾聴する上で、私がコーチとして意識しているのが、
・「。」まで聴く
・目線の高さを合わせて聴く
・言葉以外の非言語の部分も聴く
ということ。
傾聴することにより、スタッフは、話を聞いてもらって嬉しいことはもちろん、何より、存在を認めてもらえる、つまり、承認されたとも同時に思える。
このことからも、傾聴が、いかにパワフルで、リーダーにとって必須のスキルであることが理解できる。
「傾聴上手になるには、どうすれば良いですか?」
コーチという仕事をしていると、よく聞かれる質問。
その時、私は、
「傾聴される体験をたくさん積んでください。」
と伝えている。
そうすると、
「えっ?!(傾聴の仕方を教えてくれないの?!)」
そのような表情になる。
続けて、
「人は、自分の話を聞いてもらうと、「あぁ、人に話を聞いてもらうって、こんなに嬉しいんだぁ」となるので、その体験を積めば、ある種、自然と今度は人の話を傾聴できるようになります。」
と伝えると、
「なるほど!そういう意味ですね!」
となる。
実際、私のクライアント方からよく聞くのは、
「コーチングセッションで、自分の話を聞いてもらう体験をしてから、人の話を前より聞けるようになりました。」
そのような声。
ぜひ、傾聴上手になりたければ、傾聴される体験を積んでみること、おすすめします。