定期的な対話の場を設けている、組織は成果を出しやすい。
このフレーズのイメージが湧きやすい話がある。
それは、
「ローマ帝国の時代には、皇帝軍が世界をほぼ完全に征服していました。ところがローマ人にもけっして征服できない一握りの人々がいました。それは、ベツレヘムの偉大なる主キリストの奉者たちです。
歴史家たちはそのたくましさの理由の一つが、毎週集会を開く習慣にあったことを発見しました。彼らは問題を共有し、協力していたのです。」
これは、最近読んだ、Harvard Business Reviewのコミニュケーションの教科書から引用
組織において、対話を継続する大きな意味は、「共有」。
情報を共有
想いを共有
ビジョンを共有
辛さを共有
喜びを共有
「共有」に欠かせないのが、対話、コミニュケーション。
大事なことは、この対話の場を、定期的、継続的に持つこと。
一度、共有したからといって、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後に、全員が共有したことをどのぐらい覚えているだろう。
先日、2ヶ月に一回は、リーダー職を集めて、1日を使って対話の場を設けている組織のリーダーの話を聞いた。
「もし、その場がなければ、組織はどうなりますか?」
と、質問をしたところ、
「共通の認識が、かなり薄まると思います。」
このフレーズに、組織が継続的に対話の場を設けるエッセンスが詰まっている。
チームビルディング×理学療法士×コーチングとして、成長と幸せの輪を対話で広げるために、私がやれることは、まだまだたくさんある。