結果と成果、
同じ意味に思えて、結構違うもの。
結果とは、良い悪いも含めて、最終状態、事実のこと。
成果とは、成し遂げた結果で、最終状態が「目指した状態」になっていること。
「成果を求める。」
とは言うけど、
「結果を求める。」
だと、ニュアンスが違うよね。
結果をどう解釈するかで、成果として捉えることができるか否か、変わってくる。
前提として、何かに取り組む時に、最終的にどんな状態になりたいか、
「どんな成果を出したいか。」
という、目標、そして、その先の目的を明確にする必要がある。
ただの結果で終えるか、成果に結びつけるか。
スタートアップで変わってくる。
「何を得たいんだろう。」
そう考えるだけで、思考が、そして、行動が、何より結果が、成果に結びつく、
そんなイメージ。
例え、思うような成果が出なくても、結果として捉え、
そして、
「いや、でもさ、そもそも、何を得たかったんだろう。
得たいものと、今回の結果の差はなんなんだろう。
あっ、よく考えると、この部分は成果かも。
じゃ、次どうしよう。」
そんな展開が理想。
「事実(結果)は一つ、解釈は無数。」
まさしくで、
事実の解釈の仕方で、結果が成果に成長することもある。
少し話しを、コーチングに変えて、
コーチングの定義の説明で、
「コミニュケーションを通じて、クライアントの思考を刺激し続けて、行動を促進し、公私ともに最大の成果を得るプロセス。」(国際コーチング連盟による)
プロコーチの能力水準 – ICF Japan Chapter | 一般社団法人国際コーチング連盟 日本支部icfjapan.com
がある。
考えてみると、
この“最大の成果“って、“最大の結果“とは言わない。
そう、あくまでも、
目標・目的ありきの“成果“。