看護大学校でコミュニケーションリテラシー(コーチング)について授業講師をしてきました

2025年10月8日、いつもお世話になっている株式会社MCP(メディカルコミュニケーションポート)様の廣田早恵美コーチよりご依頼をいただき、看護大学校にて、コミュニケーションリテラシー(コーチング)の授業を担当させていただきました。

当日は1日を通して(90分×4コマ)、看護学生の皆さんに向けて、
「コーチングの視点から考えるコミュニケーション」についてお話ししました。


授業テーマ

『コミュニケーションリテラシーⅡ』
コーチンスキル質問、GROWモデル、コーチングセッション


授業内容

今回は、前半にコーチングスキルの質問やGROWモデルについてお話しをしながら、「コーチング」という関わり方の体験をするたために、後半は自分の言葉で“なりたい看護師像”や”実習に向けての準備”を描くことをテーマに進行しました。

授業では、以下の内容を中心に学びを深めました。

  • 質問スキル:相手の思考を広げる問いのつくり方
  • GROWモデルの理解:Goal/Reality/Options/Will の流れを体験的に学ぶ
  • コーチングセッション演習:学生同士で“コーチ役”と“クライアント役”を体験

特に、セッション演習では、
「どんな看護師になりたいか?」
「次の実習をどんな時間にしたいか?」
といったテーマで、お互いの思いを聴き合う時間を設けました。

聴かれることで気づきが生まれ、
問いかけることで相手の中の答えが見えてくる――
まさに、未来の看護師としての第一歩を考える時間になったように感じます。


授業を終えて

20年以上の理学療法士として、現場で人と関わり続けてきた経験をもとに、
「相手を理解し、自分を表現することの大切さ」を、できるだけリアルに伝えました。

国家試験には直接関係しない内容ですが、
現場に出た時にふと、

「あの授業でやったコミュニケーション、大事だったな…」
と思い出してもらえるような時間になっていれば嬉しいです。


学校でコーチングやコミュニケーションに関する授業をご希望の方へ

本授業プログラムは、看護学校やリハビリテーション専門学校などの教育機関向けにカスタマイズ可能です。
授業や演習の目的に合わせて、構成や進行を柔軟に設計いたします。

以下のようなテーマに応じて実施が可能です。

  • 学生の**“聴く力”や“伝える力”**を育てたい
  • 自分で考え、行動できる主体性を高めたい
  • 教える授業から、対話を通じて学ぶ授業へ変えていきたい
  • 臨床実習やケース指導の場面で活かせるコーチング的関わりを学びたい

講義形式だけでなく、ワークやペア演習を多く取り入れ、
学生が「自分の言葉で未来を語る」時間を大切にしています。
授業時間やグループ構成、学年レベルに合わせて内容をカスタマイズいたします。

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山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表/一般社団法人 Life is 理事

研修講師
理学療法士
国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修150件以上、990時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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