【リフレーミングや承認のスキルを使う意味を共有する】看護大学校でコミニュケーションに関する講義

本日はMCPの廣田コーチからのご依頼で、神奈川県にある看護学校で、今年で3年目となるコミニュケーションリテラシーの授業を一日担当させていただきました。

コーチングスキルの、リフレーミングと承認について、それぞれ90分ずつ、ワークを多く取り入れながら、

また、私が実際に、体験した、リフレーミングや承認のお話し、いわゆる体験談もたくさんお伝えしました。

皆さん、ワークにも一生懸命参加してくださり、私の体験談にも興味を持って聞いてくれました。


その中で繰り返し伝えたのが、

「あぁ、落ち込んでいる人を見たら、リフレーミングすれば良いんだ!」

とか、

「とりあえず、褒めておいて承認すれば良いのだ!」

という世界観ではないと言うことでした。

大事なことは、他のスキル、傾聴やペーシングなども同様で、

対象者(患者やスタッフなど)の状態を見極めて、また、対象者とどんな関係性を築きたいのかということを、

しっかりと観察した上で、そこで適切なコーチングスキルとして、傾聴やペーシング、リフレーミング、承認などを使いましょうということなんですよね。


あとは、たくさんグループワークで、時折り、グループメンバーを替えてまで、いろいろなクラスメイトと対話をとる理由として、

実際に医療現場に出ると、同じ看護師はもちろん、私のような理学療法士だったり、他職種や、ご家族だったり、

本当に多様な方々と交わるので、人に相談したり、自分の意見を伝えたり、相手の話を聞いたりを、

いろいろな多種多様な人との対話なりを体験できることのメリットは、働いていく上で大切だということをお伝えしました。


そして、そもそもと言うか、根本には、患者さんのために、というマインドを持つことも大事なんですよね。

そこがブレたりズレたりすると、何のための対話かわからなくなりますからね。

共通の目的として、

「患者さんのために」

このことは、当たり前だけど、意外とうまくいかない時って、「患者さんのために」が描けていなかったりするんですよね。

そんな話をしながら、リフレーミングや承認を中心にお伝えしましたが、

私が一番伝えたかったのは、医療職としてのマインドの部分だったのかも知れないなと、今、言語化しながら気がつきました。


来年以降に向けての課題も見えてきたので、より、看護学生の方の未来の患者さんが、その方らしい人生を送れることを、

私なりに描きながら、どんな関わりができるかや、私だからこそ伝えることができるのかを、

私のMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)と照らし合わせながら、考えていきます。


、、、言語化してスッキリ☆☆

とりあえず、90分×2を2セット頑張った自分を承認いたします‼️👏

さぁ、本日もガンバルンバ💪

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、740時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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