
前回の記事では「関わり方」についてお伝えしましたが、特にスタッフ教育の場面で難しさを感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そのスタッフ教育に焦点を当てて整理していきます。
前回の記事では、
コミュニケーションにおける「関わり方」についてお伝えしました。
その中でも、スタッフ教育に関するテーマは、
現場でも共通する課題として感じられているのではないかと思います。
理学療法士として管理職の立場になると、
多くの方が直面するテーマの一つが「スタッフ教育」です。
・時間をかけて教えているのに、思うように成長しない
・同じことを伝えているのに、人によって理解度が違う
・フィードバックをしても、行動の変化につながらない
・関わりすぎても、任せても、うまくいかない
このような悩みを抱えた経験はないでしょうか。
「もっと分かりやすく教えればいいのか」
「指導の仕方を変えた方がいいのか」
そう考えることも多いかと思います。
しかし、スタッフ教育においても、
その本質はスキルだけの問題ではないのかもしれません。
スタッフ教育がうまくいかない理由はどこにあるのか
スタッフ教育がうまくいかないとき、
私たちは「教え方」や「伝え方」に意識が向きがちです。
もちろん、それも大切な要素です。
しかし実際の現場では、
・正しいことを伝えているのに、行動が変わらない
・アドバイスをしても、納得感が得られていない
・関係性によって、受け取り方が大きく変わる
といったことが起きています。
ここに影響しているのが、
「どのように関わっているか」という視点です。
スキルだけでは人は育たない理由
スタッフ教育において、
スキルや知識は確かに重要です。
しかし、それだけでは人は育ちません。
なぜなら、人は
「何を言われたか」だけではなく、
「どのように関わられたか」によって、
受け取り方や行動が変わるからです。
例えば、
・評価されていると感じながら受けるフィードバック
・可能性を信じてもらっていると感じながら受けるフィードバック
同じ内容であっても、
その意味合いは大きく変わってきます。
私が大切にしている関わり方
私が大切にしていて、研修などでもお伝えしているのは、
特別なテクニックではなく、日々の関わり方です。
スタッフ教育の場面においても、
・きくこと
・みとめること
・つたえること
この3つを大切にしています。
(KMT:きいて・みとめて・つたえる)
一見シンプルですが、
この積み重ねによって、関係性が変わり、
スタッフの主体性や行動にも変化が生まれていきます。
スタッフ教育における「関わり方」の影響
関わり方が変わることで、
・スタッフが自分の考えを話すようになる
・フィードバックを前向きに受け取れるようになる
・自ら考えて行動する場面が増える
といった変化が起きてきます。
これは、単に教え方を変えた結果ではなく、
関係性が変わったことによる変化です。
まとめ|人が育つ土台をつくる
スタッフ教育とは、
知識や技術を伝えることだけではありません。
その人が安心して考え、
行動できる土台をつくることでもあります。
その土台を支えるのが、
日々の関わり方です。
最後に
スタッフ教育において、
どのように教えるかだけでなく、
どのように関わるか。
この視点を持つことで、
見える景色が変わってくるかもしれません。
ぜひ一度、
ご自身がどのような関わり方をしているのか、
振り返ってみてください。
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