傾聴してもらった経験がある理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは傾聴できる

コーチングスキルの傾聴。

読んで字の如く、

「耳を傾けるように聴く」

リーダーとして、スタッフの話を聴くことが大事なのは誰もが感じていること。


傾聴する上で、私がコーチとして意識しているのが、

・「。」まで聴く
・目線の高さを合わせて聴く
・言葉以外の非言語の部分も聴く

ということ。

傾聴することにより、スタッフは、話を聞いてもらって嬉しいことはもちろん、何より、存在を認めてもらえる、つまり、承認されたとも同時に思える。

このことからも、傾聴が、いかにパワフルで、リーダーにとって必須のスキルであることが理解できる。


「傾聴上手になるには、どうすれば良いですか?」

コーチという仕事をしていると、よく聞かれる質問。

その時、私は、

「傾聴される体験をたくさん積んでください。」

と伝えている。

そうすると、

「えっ?!(傾聴の仕方を教えてくれないの?!)」

そのような表情になる。


続けて、

「人は、自分の話を聞いてもらうと、「あぁ、人に話を聞いてもらうって、こんなに嬉しいんだぁ」となるので、その体験を積めば、ある種、自然と今度は人の話を傾聴できるようになります。」

と伝えると、

「なるほど!そういう意味ですね!」

となる。

実際、私のクライアント方からよく聞くのは、

「コーチングセッションで、自分の話を聞いてもらう体験をしてから、人の話を前より聞けるようになりました。」

そのような声。

ぜひ、傾聴上手になりたければ、傾聴される体験を積んでみること、おすすめします。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、740時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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