私の大学(理学療法士養成)の卒業アルバムに、担任の先生が、みんなへのメッセージで、
「教育とは待つこと。」
と書いてくれた。
その時は、
「確かに、そうだなぁ。」
ぐらいの感想を持ったのが、正直なところ。
この言葉が、
「いやぁ、そうだなぁ。先生良いこと書いてくれたなぁ。」
と思えるようになったのが、自分が理学療法士として訪問看護ステーションでマネジメントやスタッフの育成を行うようになってから。
自分も含めて、スタッフ一人ひとりの成長速度は異なる。
植物だって、そうで、芽の出るタイミングから異なる。
そう考えても、大事なのは、
「待つこと」
そして、そのマインドとして、
「スタッフは、成長できる」
と信じること。
そして、スタッフの成長を促す上で大事なのが、
【内省(リフレクション)】
フレクション(内省)とは、一言でいうと「自分自身の行動や状態を客観的に振り返ること」
リフレクション(内省)とは?人材育成で注目される理由と実践方法|グロービスキャリアノートリフレクション(内省)とは、「自分自身の行動や状態を客観的に振り返ること」です。社会人として大きく成長するためには不可欠なmba.globis.ac.jp
振り返るプロセスの中で、
「自分で考えて、決めて、行動する」
ことができるようになってくる。
リーダーとして、スタッフの内省をどのように促すかが大事で、
これも、スタッフ一人ひとり内省の仕方が異なり、
1人で黙々と内省したいタイプ
人に話ながら内省を深めているタイプ
などなど、スタッフに合わせた内省方法を一緒に見つけていくスタンスがリーダーには求められる。
その先に、スタッフの成長があると信じて。。。