理学療法士としての現場感を大切にしていく

最近、ありがたいことに、病院介護福祉施設や、関連の研修団体で、研修講師として、

コミュニケーション、コーチングをベースとしてチームビルディングや多職種連携といったテーマでお話をする機会の中で、研修終了後に担当の方より、

「綺麗事だけじゃない、現場のリアルを体験談で伝えてくれるのが、山田さんの強みですね。」

とフィードバックをいただくことが多い。


私自身、20年の理学療法士のキャリアの中で、病院、デイサービス、訪問看護、有料老人ホームというフィールドで、

新人、中堅、主任、リーダー、新規事業所立ち上げ、管理職という役割、

中小規模、大規模、専門職の一人職場という環境、

さまざまな経験を積んできて、2016年からコーチングを学び始め、

今は、チームビルディング×理学療法士×コーチングとして、研修講師、リハ職リーダー向けコーチングセッション、理学療法士として実際の臨床業務をしている。

この部分が、私の、

【現場感】

を形成している。


先日、マイコーチとのセッションだったのだけど、後半は、そういった内容を言語化して、

コーチから問いやフィードバックをもらいながら、

私が、理学療法士としての、綺麗事だけではない、ある種、生々しい、今も理学療法士として働く中で感じている、人や組織との関わりの難しさ、もちろん楽しさも含む、

【現場感】

が、改めて、私の今の活動の深みを出すことに気づいた。


その上で、コミュニケーションにしても、人とのコミュニケーションだけでなく、

実は大切なのは、自分自身とのコミュニケーションだったり、

やり方も大事だけど、あり方に基づいたやり方の表現の仕方、

自分自身の基盤(ファウンデーション)、根っこの部分を整えていくことの重要性、

対人支援を行う、医療介護福祉の専門職だから、これらのことの大切を伝えて、

人や組織の成長や幸せを一緒に考えて行きたいことも、再認識。

コーチングセッションを通じて、自分の内側にある言葉を言語化することって、やっぱり大事。

この体験を、また、活かしていこう。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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