「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」マネジメント極意Ⅲ

日本海軍の名将 山本五十六さんが残した名言、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

の続きって、意外と?!知られていないかもだけど(というか、私は知らなかった)、

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

そして、最後は、

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

と結んでいる。


先日のコラムでは、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

を分解しながら、マネジメントと子育てに結び付けながら、私なりの解釈を進め⤵︎

その前のコラムでは、

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

を同様に言語化⤵︎

今日は、最終回ということで、

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

を考えてみよう。


「やっている、姿を感謝で見守って」

これは、今までの、

「させてみせ」

だったり、

「任せてやらねば」

に掛かってくるもので、スタッフや子どもに何かチャレンジしてもらうなら、

そこに、“感謝“の念を込めて、しっかり見守ってサポートしよう。

そんな思いなんだろうな。

そして、その根底には、あり方として、

「その人の可能性を信じる。」

これがあるんだよね。

そして、そのあり方は、スタッフや子どもにも伝わる。

人は、信じてもらえているとわかると、さらに自分の力を発揮できるんだよね。

その意味で、「姿を見守る」大切だよね。


「信頼せねば、人は実らず」

山本五十六さんは、「やってみせ」から始まる、この言葉を締めているのだけど、

「人が実る」

本当に、この言葉は、人材育成に関わる人にとって、

あらゆるエッセンスが入った名言だよね。

最終的に、スタッフや子どもが、

「実る」

成功することに、あくまでもフォーカスしているんだよね。

そして、その根底にあるのが、

「信頼せねば」

にあるように、スタッフや子どもを信頼するといこと。

信頼は未来にベクトルが向いているので、これも大切な考えだし、

人材育成をする上で、過去の信用に拘らず、これからの未来の信頼に繋げるあたりも、渋い表現。

信頼と信用の言葉の違い⤵︎


いやぁ、この名言、最初にも書いたけど、私は、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

で終わりなのかと思っていたけど、続きがあったとは、

『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず』

最後まで、しっかりと解釈することにより、私の中で、人材育成の究極は、

どうやって、「人が実るか」そこなんだと思えた。

その人が実るために、何を自分がするか、できるか、

そのエッセンスが、やってみせ、させてみせなどに詰め込まれているんだろうな。


、、、言語化してスッキリ☆☆

山本五十六さんの、この名言、とっても刺さったので、部屋にでも飾ろう。

さぁ、本日もガンバルンバ💪

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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