ティーチングとコーチングのバランスで悩んでいる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーの新人スタッフとの関わり方

コーチングを学んだことのある、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーにとり、新人教育で、

「で、結局、ティーチングとコーチング、どうバランスを取れば良いの?」

という疑問を持つ方は多いのではないかな。(今も、私は悩んでいます!)


コーチングを学び始めて、

「スタッフの自主性を引き出す!」

「答えは、スタッフの中にある!」

と思い、悩める新人スタッフから相談を受けて、

「あなたは、どうしたいの?」

というコーチ的な質問をして、新人スタッフが、

「、、、考えてみます。。。」

というと、リーダーは心の中で、

「よしよし、これで、新人も自分で考え出すだろう。やっぱり、コーチングだな!」

とガッツポーズ。


、、、でも、上記のやり取り、実は、新人スタッフは、

「、、、考えてみます。。。」

と、言ったものの、心の中で、

「いやいや、考えるも、まだ、働き始めたばかりで、何も分からないから、質問しているのに。。。もう、この人(リーダー)には、聞くのやめよう。」

と思っているし、私が新人で、相談して、いきなり、

「あなたは、どうしたいの?」

と聞かれたら、同じリアクションをする。


コーチングには、機能する領域がある。

画像

図のように、③の重要だが緊急ではない、が機能すると言われている。

①②④が機能しないというわけではなく、状況によって①②④をコーチングセッションの中で取り扱う。

大事なことは、リーダーと、新人スタッフ双方が、新人スタッフが悩んでいることが、どの領域なのかをハッキリさせることから、対話を始めるとよい。


具体的に言うと、新人スタッフから相談を受けた時に、その課題が、

上記のどの領域で、そもそも、新人がその課題をクリアーにするのに、必要な知識、経験があるかを、まず確認。

そして、その上で、ティーチング、アドバイスが必要なのか、

それとも、コーチング的な関わりが必要なのかを明確にしていく。

このことをすると、ティーチングとコーチングのバランスが分かり、新人スタッフが成長していく。

課題を明確にしていく関わり、ティーチングとコーチングのバランスで、悩んでいる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーがいたら、ぜひ試して欲しいな。


、、、言語化してスッキリ☆☆

一緒に成長するというコーチングマインドが一番大切。

さぁ、本日もガンバルンバ💪

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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