「承認が溢れるデイサービスになったら、どうなる??」ライフタイム国立デイサービスセンターさま研修報告

本日は、東京都国立市にある、ライフタイム国立デイサービスセンターさまで、

「コミュニケーション」という共通言語をつくろう🌈
~スタッフの笑顔、お客様の笑顔、地域の笑顔をつくるためのキッカケを~

というメインテーマで、1時間ほどお話をしてきました。

コミニュケーションに関して、とても理解のある社長、所長ということもあり、

一回限りの単発の研修ではなく、間隔を空けながら、合計4回、継続的にお話しをさせていただけることになっています。

そのため、毎回インプットした後に、日頃の仕事やご家庭で、コミニュケーションのことを実践していただき、

そのことを振り返りながら、また、新たなことをインプットしていく、とても実践的な研修体制となっています。

研修前に打ち合わせをしっかりと行わせていただき、事業所におけるコミュニケーションに関しての課題や、

事業所がどのようなことを大切にしていて、ビジョンなどをヒアリングしながら、テーマを決めさせていただきました。


今日は、3回目ということで、

「承認とは?」
 
ということで、普段、出来ているようで出来ていない、他人への承認、

そして、何より自分への承認をキーワードに、ワークを交えながら、

参加者の方に沢山言語化をしていただきながら、楽しい学びの時間を過ごしました。


3つの承認、

結果承認
変化承認
存在承認

の話。

そして、何より承認するために、

「観察すること」

このことを大切さをお伝えしました。

さらには、

承認=ギフト(贈り物)

として考えると、承認の価値が上がるお話しや、

承認自体が難しいことではなく、日常の足元に沢山転がっていることもお伝えしました。


最初のワークでは、

「承認のシャワーを浴びて、それを受け取ろう!」

と題して、3人一組で、1人に対して、2人が承認のシャワーを浴びせて、1人はそれをしっかり受け取る、そんな内容。

皆さん、照れながら(笑)、あちこちで、悲鳴や笑い声が絶えない、盛り上がるワークでした!

ワーク後は、承認を書いた付箋をそれぞれ渡し合って、形としても残しました。

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その後は、3つのトピックス、

①承認を受け取ると、自分や相手に何が生じる?
②承認を受け取らないと、自分や相手に何が生じる?
③承認で溢れる事業所になると、お客様、スタッフに何が生じる?

に関してのグループワーク、そして、そのこと各グループごとにシェアしていただき、

参加しているスタッフの方に、たくさんアウトプット、言語化していただきました。

その後、承認の基本のきとして、山田が普段意識して実践している、

・自分のことを認める。
・「ありがとう」を伝える。
・「ありがとう」を受け取る。

ことを、紹介しました。


今回は、参加された方が少人数だったこともあり、グループワークも、一人ひとりの話を深掘りできて盛り上がりました。

また、前回同様に、感じていることなども、お互いに率直に言える関係性を見て、

普段から、しっかりとコミニュケーションが取れている組織文化があるのだなと感じました。

研修の最後には、参加された方、お一人ずつから、今日の気づきや、承認について改めて感じたことついての感想をシェアしていただきました。

次回は、9月に多様性を、これまたワーク中心に一緒に学ばせていただく予定です。

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本日参加された方々へのアンケートでもこのような声をいただきました↓

「利用者さんとのコミニュケーションで、相手が悩んでいたり、相談している時に活かせる。スタッフ間での信頼関係を作る時に役立つ。」

「職場でも、家庭でも、ダメ出しばかりしていると、暗くなります。今後、承認を心がけて行動します。(難しいですが、、、)」

「承認することの大切さが改めて分かりました。最初は承認するとなると言葉がすぐに浮かばなかったり、照れがあったりしましたが、いざやってみると気持ちが明るくなるものだと分かりました。今後の仕事に活かしたいと思います。」

「仕事の場面では、とても活かせると思います。デイサービスでは、接客業でもありますので、利用者さんき楽しく、また通いたいと思ってもらうには、承認が大切なことだと思いました。」

「今回の研修で、一番興味のあったテーマだった。自身も承認されたいし、相手をもっと承認していきたい、それが、チームには必要だといつも感じている。」

「普段の生活全般に活かせると思います。職場のみならず、家庭においても、友人関係にも活かせると思います。」


今日はコーチとしての活動でしたが、理学療法士というバックグラウンドがある、私にとって、

今回のように、同じ医療介護福祉の事業所で、一緒にコミニュケーションのことを学べることは、とても幸せなことですし、これからも、続けていきたいことです。

医療介護福祉関係者にとって、コミニュケーションは、対お客様はもちろん、対スタッフ、対他職種など、切っては切れないもの。

それが故に、コミニュケーションについて悩むことはあっても、日々の忙しい業務の中で、向き合うことが少ないものではあることは、私自身も体験しています。

だからこそ、あえて、コミニュケーションを向き合う時間をとることに意味があると思うし、

そうすることにより、日頃の仕事のパフォーマンスが上がったり、人間関係が円滑になったりするものなんですよね。

私は、

「人との関わりはコミニュケーションからはじまる。」

そして、

「コミニュケーションはトレーニングで上達する。」

そう思っていて、たくさんの体験をコーチングを通じて、コミニュケーションを学んでから積んでいます。

その、私の体験が、お役に立つなら、これからも、全力で言語化していきたいなと、改めて思いました。

今回のような貴重な機会をくださった、ライフタイム国立デイサービスセンターさまの社長、所長に感謝をするとともに、

本日一緒に学んでくださった、同じ医療介護福祉の仲間の皆さまにお礼を申し上げます。


、、、言語化してスッキリ☆☆

コミニュケーション、まだまだ私自身も学び続けていきます‼️

さぁ、本日もガンバルンバ💪

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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