完了していないものを眺めて、ゆっくり自分と向き合う【ファウンデーションのお話し】

ファウンデーション(自己基盤)に向き合うときに、最初に取り組むことが多いのが、未完了。

一見、to doリストと似ているように思えるけど、

イメージ的には、to doリストだと、タスクベースで、いかにそのタスクを早く終わらすという、タスクにフォーカスがあたりやすい。

これらは、仕事を行う上では大事なことではあるけど、

ファウンデーションの未完了は、タスクというより、その未完了が自分自身の人生にはどんな影響があったりと、フォーカスをタスクではなく、そのタスクに向き合う自分にあてる。


例えば、メールに返信していない。

という、未完了が上がったとするなら、

本当の自分は、メールの返信にどう対応できる人でありたいのか?

メールに返信しないで、自分が得ていることはなんだろう?

メールに返信しないで、自分が失っていることはなんだろう?

と、主語を自分にして考えてみる、これが、未完了へと向き合い方の一つ。


to doリストだと、メール返信が上がれば、メールに迅速に対応して、

「よしっ!タスク終了!次!」

となるけど、未完了で考えると、敢えて立ち止まって、そのことを自分ごととしてゆっくり考えて、

果たして、メールの返信をすることが、自分にとってどんな影響があるのか、自分のあり方に基づくと、どの対応が良いのか、そんな風に考えていく。

完了していないこと、一つひとつ丁寧にみていくと、何が自分に起きる?

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、830時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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