リーダーとしてマネジメントを行なっていると、波とも思える課題に日々出くわす。
その時に、目の前の課題だけを見ているリーダーと、その先を見据えながら課題を解決できるリーダーでは違いがある。
金子みすゞさんの詩で、このことに通じるものがある↓
舟乗と星
舟乗は星をみた、
星はいってた、
「おいでよ、おいて。」
波はずいぶん高かった。
舟乗の眼はかがやいた。
風もおそれず、波もみず、
星へへさきを向けていた。
舟乗りは岸へついてた、
知らぬまに。
「星か、星か。」とおもってた。
星はやっぱり遠かった。
舟乗をにがしたと、
波はなおさら怒ってた。
詩は金子みすゞ 童謡集より
リーダーとして、波(課題)にだけ目をやるのではなく、
星(ビジョン)を見ていると、波が気にならなくなる。
私は、この詩をそのように捉えた。
星を見ていたら、気づくと波は越えている。
あなたは、スタッフと、どんな星を見ている?