【チーム医療とコーチングの親和性】2024年度医療コーチング研修会にサポートコーチとして参加して

2月3日~4日は、2024年度医療コーチング研修会に、サポートコーチとして参加いたしました。

私自身、サポートコーチとして関わらせていただくのは、今回で4回目になります。

コーチ×理学療法士の私にとり、1年に1回、同じ医療従事者の方と、コーチングを一緒に学べる、とても大切な時間です。

特に、今年は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の方が、例年より多く参加されていて、嬉しかったですし、

他の医療介護関係の多職種の方ともご一緒できて、チーム医療において、コーチングが大きな役割を果たすことができるのだろうなと、改めて感じました。


今回参加されていた方々も、それぞれの事情、課題を抱えて、

何かコーチングを学ぶことで、ご自身が描いている未来に近づくことができるのではないかと、

期待されている様子がとても伝わってきました。

それと同時に、私自身、2016年から管理職になるタイミングで、マネジメントスキルを身につけたく、

コーチングを学び始めた、初心の気持ちを思い出せる、1年の1回の機会でもあります。


学び始めていく中で、マネジメントスキルだけでなく、

・対患者
・対スタッフ
・対多職種

そして、

・対自分

との関係の中で、

「コミュケーション」

が欠かすことのできない、でも、学生時代も含めて、きちんと学んだことがないことであることに気がつきました。

そして、その学びを進んでみると、

上記のこと、特に、対自分とのコミュニケーションが変わりました。

職業柄、医療従事者は対象者の話をたくさん聞きますが、実は、自分のことを話す機会は、意外と少ないので、

自分とのコミュニケーションが取れるようになると、それだけでも、周囲との関わりも良い方向に変化してきます。


すごく簡単に言うと、

「自分がありたい姿」

を大切にできるようになりました。

そして、自分を大切にできると、他者や組織も大切にできるようになり、

コーチングを学び始める前より、さらに自分らしく生きることができるようになってきました。

以前の私は、どこか人目を気にして、自分よりも他の人を優先してしまい、

顔では笑って、心の中では、「なんだかなぁ。。。」と、自分を押さえていました。

もちろん、コーチングを学ばないと、人生楽しくないとか、そういことではないのですが、

自分を大切にして、人生に彩りを加えてくれるものであると思っています。


その中で、今回、改めて思ったのが、

コーチングの三原則と言われている、

・双方向性
・継続性
・多様性

を、コツコツと積み重ねていくことが、とても大事であるということです。

いろいろとコーチングスキルなど、たくさん、必要な知識もありますが、

結局は、この三原則に収束するんですよね。


【お互い対等にコミュケーションを取り(双方向性)、お互いを尊重し合い、それぞれの強みや特性に目をやり気を配り(多様性)、何度もコミュケーションを重ねる(継続性)。】

このことを原則に、人と、そして、組織と、もちろん自分自身と、丁寧に関わりコミュケーションを取ることにより、

一人ひとりが主体性、自主性を持って、その人らしく、その組織らしく輝けて、

結果として、患者や多職種にも、専門職として質の高いサービスをチームとして提供できるようになるのだと思います。

チーム医療とコーチング、とっても親和性が高く、医療従事者のコミュケーションにおける、引き出しを沢山増やすキッカケに繋がると思います。

このような”三方よし的”な輪が、医療関係者の方々に、今後もっと広がると、嬉しいですし、

私自身も、さらにコーチ×理学療法士として、医療介護従事者へのパーソナルコーチングセッションの提供や、

病院・介護施設での、コミュニケーション、チームビルディング、多職種連携に関する研修講師など、

私らしくやれることを一つひとつ積み重ねて行きます。


、、、言語化してスッキリ☆☆

医療コーチング研修会を運営しているメディカルコミュニケーションポート(MCP)さんを中心に集まった、素晴らしい講師陣、サポートコーチのチームワーク、

最高に良くて、私もその一員になれて、とても幸せな気分です。

この2日間、参加者の方含めて、関われたみなさまに感謝です。

そして、2日間オンライン上にへばりつく時間をくれた家族に感謝です。

さぁ、コーチ×理学療法として、これからもガンバルンバ💪

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、790時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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