話を聞いていて、聞き手として何か惹き込まれる時がある。
そのような話し手の話を聞いていると、
「話す間」
が、絶妙な加減に調整されている。
例えば、何か一言伝えた後に、間を取り、聞き手を眺める。
そうすると、一旦、話し手から、そのボールが聞き手に投げられて、聞き手がその話の中から自分毎に関連するものを探そうとする。
それにより、双方向なやり取りとなり、話し手、聞き手というだけの関係性から、
その場を一緒に作っている仲間のような感覚になる。
また、間以外にも、話すペースを変えたり、声の抑揚をつけたり、ゼスチャーを交えたり、
話し手として伝えたいことがあるから、自ずとそれがプレゼンスとなり、聞き手を巻き込んでいく。
話す間、大事にしていこう。