要約を促す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフから話しかけられやすい

スタッフの多くが、リーダーに相談する時って、どんな場面だろう?

①緊急を要する時
②緊急を要さないが、話をしたい時
③ただ、話を聞いて欲しい時

今回の話は、いずれの際にも、リーダーとして必要なコミニュケーションスキルの話。


それは、

「要約を促す」

もしくは、

「要約をして、伝える」

ということ。

人は、人に何か相談する時に、話しながら話をまとめていくことが多い。

話しながら、自分が、本当は何を話したいかをまとめていく(要約)。


裏を返すと、最初から、要約して相談できる人って少ない。

なので、リーダーとして、スタッフから相談を受けた時に、

「もう少し、話をまとめてから来て!」

と、ついつい時間がないと言ってしまうこともあるかもしれないが、

「人は話しながら、話をまとめている」

という原則を思い出し、

「今の、話を要約すると?」

と、要約をスタッフに促したり、

「これって、○○という認識であっている?」

と、要約をして、そのことについて対話を深めていくことが必要なスキルとなってくる。


「要約」

そして、そのためには、しっかりとスタッフの話を聞く必要があるので、まずは、傾聴、そして、要約の順で進めてみること、お試しあれ。

そうすると、自然と、スタッフからも、相談、報告がされやすくなってくる。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、740時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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