気づきを促す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはシンプルな問いを置いている

「こうこうこうで、これは、私としてはそう思っていて、もちろん、これが合っているとは思わないし、人それぞれあると思うけど。でも、正しいことは大事で。でも、結局は、自分がどうしたいかなんだけど、あなたはどうしたい?」

もし、自分がリーダーや上司から、このような質問をされたらどうだろう?

最後は、

「あなたはどうしたい?」

と、一見オープンクエスチョンに聞こえるけど、それまでの前置きが長くて、きっと聞いているスタッフは、

「あぁ、○○さんは、こう言って欲しいんだろうな。。。」

となる。


上記のようなやり取りって、上司と部下との関係性の中で、実は頻繁になされている。

自分自身も、両方(上司の立場、部下の立場)の立場の経験がある。

上記の場合、

「あなたは、どうしたい?」

このシンプルな問いを置く方が、スタッフは、自分の考えを伝えやすくなる。

つまり、問いの前に、修飾のボリュームが増えれば増えるほど、スタッフは自分の言葉で話さなくなる。


一方、リーダーからよく聞くのが、

「スタッフが自分の言葉で話してくれなくて。

という悩み。

もしかすると、リーダーの問いが複雑になっていて、スタッフが何を聞かれているかわからないから、そうなっているのかも。

あなたの問いはシンプルですか?

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、790時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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