仕事の場面だと、業務を行う枠組みの中で、具体的な問い、
例えば、5W2Hを用いたりして、行動を促したりする。
もちろん、これは、仕事を進める中で大事なこと。
ただ、そのような問いが一辺倒になると、常に緊張感が高くなってしまう。
そのような時に、有効になってくるのが、敢えて抽象度が高い問い。
「○○さんは、これから、どんなキャリアを積みたいの?」
「○○さんは、どんな風にありたいの?」
「○○さんは、人生で何を成し遂げたいの?」
このような問いは、すぐに答えられるものでもなく、比較的抽象度が高くなる。
なので、スッと答えが出なくても、
「また、聞かせてね。」
と、間を開けて置くことにより、聞かれて答えが出なかったスタッフは、なんとなく、
「これからのキャリア?」
「あり方?」
「人生で成し遂げたいこと?」
と、置き針をされたように、気になる。
私も、最初、コーチからこのような問いを受けた時に、なんとも言えない、
でも、なんか気になる感覚になったことを覚えている。
いつも、具体的な質問ばかりになってしまうリーダーの方がいたら、
敢えての抽象度が高い問いを置くこと、お試しください。
そうすることが、スタッフの新たな可能性を引き出すかも🎵