抽象的な問いを置ける理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの可能性を広げる

仕事の場面だと、業務を行う枠組みの中で、具体的な問い、

例えば、5W2Hを用いたりして、行動を促したりする。

もちろん、これは、仕事を進める中で大事なこと。


ただ、そのような問いが一辺倒になると、常に緊張感が高くなってしまう。

そのような時に、有効になってくるのが、敢えて抽象度が高い問い。

「○○さんは、これから、どんなキャリアを積みたいの?」

「○○さんは、どんな風にありたいの?」

「○○さんは、人生で何を成し遂げたいの?」

このような問いは、すぐに答えられるものでもなく、比較的抽象度が高くなる。


なので、スッと答えが出なくても、

「また、聞かせてね。」

と、間を開けて置くことにより、聞かれて答えが出なかったスタッフは、なんとなく、

「これからのキャリア?」

「あり方?」

「人生で成し遂げたいこと?」

と、置き針をされたように、気になる。

私も、最初、コーチからこのような問いを受けた時に、なんとも言えない、

でも、なんか気になる感覚になったことを覚えている。


いつも、具体的な質問ばかりになってしまうリーダーの方がいたら、

敢えての抽象度が高い問いを置くこと、お試しください。

そうすることが、スタッフの新たな可能性を引き出すかも🎵

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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