【一人ひとりがリーダーシップを発揮できる、リハ科(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)のチームビルディング研修】登壇報告③

9月17日は、神奈川県相模原市にある、医療法人財団 愛慈会 相和病院のリハビリテーション科さまで、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方々を対象に、「一人ひとりが“生きる力を支援”できるリハ科へ」をテーマに、フォロワーシップをキーワードとした研修を実施いたしました。臨床業務開始前の貴重な1時間を活用していただいての開催です。

本研修は3回シリーズの最終回となります。

第1回目の実施報告はこちらからご覧いただけます。
👉 7月17日 実施報告はこちら

第2回目の実施報告はこちらからご覧いただけます。
👉8月19日実施報告はこちら


研修の様子

今回は、前回のリーダーシップから発展をさせて、「一人ひとりのフォロワーシップ」に焦点をあて、ワークを中心に進行いたしました。

特に印象的であったのは、「自分のフォロワーシップのタイプを理解し、また、他者のフォロワーシップの発揮の仕方を理解し合うワーク」でした。

他者の理解、多様性の理解は、まずは自分からということで、

「私のフォロワーシップのタイプは、〇〇で、それは、△△という行動をすることが多いからです。」

それに対して、「あぁ、分かる~!」であったり、「こっちのタイプも発揮してるように見えるよ♫」

と伝え合うことができ、普段の臨床業務中ではあまり対話しないテーマで、お互いの関係性を深めていました。

こうしたプロセスを通じて、チームの関係性もさらに深まり、心理的安全性も高まるように見えました。


成果

今回の研修を通じ、参加者の皆さまからは「普段意識していなかった自分のフォロワーシップのあり方に気づくことができた」「他の人からフィードバックが、自己理解を深めた」といった声が多く寄せられました。
互いのフォロワーシップを認め合うことで、科内における心理的安全性や信頼関係がさらに高まりつつあることを実感いたしました。


今後の展望

今回の全3回の研修を通して、リーダーシップは個人の力だけでなく、フォロワーシップとの相互作用の中で育まれることへの理解が、多くのワークでの対話を通じて深まりました。

一人ひとりが役職にとらわれず、自律的にリーダーシップを発揮できる組織へと進化していくために、フォロワーの視点からの学びを深めたことにより、相和病院様のリハ科全体が「互いに支え合い、影響し合うチーム」としての土台をさらに強固になり、病院で存在感を示し、医療提供の質の向上に繋がることを願っています。


講師としての想い

研修講師として、役職に関わらず、一人ひとりが自分らしいリーダーシップ・フォロワーシップを発揮できる環境を整えることを、今後も支援してまいります。


「一人ひとりがリーダーシップを発揮できる、リハ科(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)のチームビルディング研修」にご関心をお持ちの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表/一般社団法人 Life is 理事

研修講師
理学療法士
国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修150件以上、990時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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