最上志向と慎重さの違い【プロコーチの視点】

クリフトンストレングス®︎の資質に、

最上志向

慎重さ

がある。

すごい、ザックリの説明(山田の解釈)だと、

最上志向は、質を高めることに関心があり、秀でているとか、優秀でいることが、ある種当たり前。「より、もっと、さらに」という言葉が出ることが多い。完璧を求める傾向にもある。

慎重さは、リスク管理のプロで、何かを実行するときに、リスクが極力抑えられた状態になることを好み、そこが確認できると、行動を起こして最後までやり遂げる才能でもある。


最上志向と慎重さ、何か遠い資質に感じるかもだけど、

何か資料の提出がタスクとして課された場合に、両者ともに、ギリギリの提出になることがある。

側から見ると、ギリギリの提出という見た目の結果は同じになるかもだけど、

それぞれの中で起こっていることは、違う。


簡単に言うと、最上志向は、資料を質の高い完璧なものを追い求めて、ギリギリまで手直ししたり、資料の見た目をよくしたりして、直前の提出となる。

一方、慎重さは、資料にミスがないか、纏わるデータに信憑性や、プロジェクト自体のリスクが潜んでいないかを可能な限り減らすために、直前の提出となる。

もし、これらの資質の傾向をリーダーや周りのスタッフ、そして、本人たちも知っていると、かける言葉や関わりは変わってくる。

また、伝えるフィードバックも、最上志向の方には、「いやぁ、細部にまで拘っていて、素晴らしい資料だね。」慎重さの方には、「いつも、ミスも少なく、リスクのことまで考えてくれてありがとう。よい資料だね。」とカスタマイズされたものになる。

人の内側で起きていることを理解できると、関係の質も向上してくるよね。

「みんなちがって、みんないい🎵」

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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