「この人なら、自分のことを話しても良いかな〜。」
皆さんが、そうやって思える時って、どんな時?
「気分が良い時?」
「良いことがあった時?」
「誰でも良いから聞いて欲しい時?」
いろいろな場面があると思うけど、コーチングセッションの構造にGROWモデルというのがあるのだけど、
その中に、コーチとクライアントの中で、まず最初になすべきこととして、セットアップ(環境設定)がある。
GROWモデルに関してはこちら。
セットアップ、分かりやすく言うなら、
「話す前の準備運動」
とも言える。
皆さんも、これから100m走をする時に、いきなり走り出さないよね?!
ストレッチしたり、軽く走ったり、スタートの練習をしたり、いろいろと準備運動をするのだと思う。
これを怠って、いきなり走り出すと、怪我をする可能性が高まる。
そう考えると、人と話す前に、準備することって、どんなことがあるだろう?
コーチングセッションで言えば、対面で行うなら、セットアップとして行うことが多いのは、
座る位置の確認
声の大きさなどの確認
場所の確認
体調の確認
などなど、いろいろとあり、これらを状況に応じて確認するのと、しないのでは、全然違う。
それらをせずに、いきなり始めても、クライアントの方は緊張したままで、本当の気持ちなどを話せなかったりする。
だけど、これらを確実に行い、セットアップ、準備運動ができていると、スムーズにセッションに入ることができる。
ちなみに、セットアップの方法として、上記の様に相手に尋ねるだけでなく、
自分の表情の確認
自分の服装の確認
自分の声の確認
など、自分自身にも目を向けて、セットアップしていくことも大事。
コーチングセッションを例に、人とコミニュケーションを取る際の、セットアップ、準備運動について考えてみたけど、
日常の会話や、スタットの面談、顧客との会話などでも、これらのセットアップ、準備運動をすることは大切だと思うので、
ぜひ、人とコミニュケーション、対話をする前のセットアップ、準備運動意識することをオススメします!