人と対話する前に、セットアップ(環境設定、準備運動)を行おう

「この人なら、自分のことを話しても良いかな〜。」

皆さんが、そうやって思える時って、どんな時?

「気分が良い時?」

「良いことがあった時?」

「誰でも良いから聞いて欲しい時?」


いろいろな場面があると思うけど、コーチングセッションの構造にGROWモデルというのがあるのだけど、

その中に、コーチとクライアントの中で、まず最初になすべきこととして、セットアップ(環境設定)がある。

GROWモデルに関してはこちら

セットアップ、分かりやすく言うなら、

「話す前の準備運動」

とも言える。

皆さんも、これから100m走をする時に、いきなり走り出さないよね?!

ストレッチしたり、軽く走ったり、スタートの練習をしたり、いろいろと準備運動をするのだと思う。

これを怠って、いきなり走り出すと、怪我をする可能性が高まる。


そう考えると、人と話す前に、準備することって、どんなことがあるだろう?

コーチングセッションで言えば、対面で行うなら、セットアップとして行うことが多いのは、

座る位置の確認
声の大きさなどの確認
場所の確認
体調の確認

などなど、いろいろとあり、これらを状況に応じて確認するのと、しないのでは、全然違う。

それらをせずに、いきなり始めても、クライアントの方は緊張したままで、本当の気持ちなどを話せなかったりする。

だけど、これらを確実に行い、セットアップ、準備運動ができていると、スムーズにセッションに入ることができる。


ちなみに、セットアップの方法として、上記の様に相手に尋ねるだけでなく、

自分の表情の確認
自分の服装の確認
自分の声の確認

など、自分自身にも目を向けて、セットアップしていくことも大事。

コーチングセッションを例に、人とコミニュケーションを取る際の、セットアップ、準備運動について考えてみたけど、

日常の会話や、スタットの面談、顧客との会話などでも、これらのセットアップ、準備運動をすることは大切だと思うので、

ぜひ、人とコミニュケーション、対話をする前のセットアップ、準備運動意識することをオススメします!

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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