質問の意図を明確にして、相手、そして自分と関わる:プロコーチの技

最近、とある方のお話を聞いていて、

「意図を明確にする」

ことの大切さを、改めて認識した。


コーチングスキルの代表例として、

「質問」

があり、質問も、いくつかに分かれるのだけど、

その中で、

  • クローズドクエスチョン→YES、NOで答えられるもの
  • オープンクエスチョン→YES、NOで答えられるもの

がある。


こちらに関して、クローズドクエスチョンが良いとか、オープンクエスチョンが良いなどの話をしたいのではなく、

相手との対話の中で、質問する側が、質問の意図を明確にすると、相手もその質問に対して応じやすくなるということなんだよね。

一つ、断りを入れておくと、自分の質問で相手からの答えを引き出したい、という意図を質問する側が持とう、誘導しよう、という話ではないと言うこと。

あくまでも、質問する側が、クローズドなのか、オープンなのか、自分がどの種類の質問を使っているかの意図を明確にしようということ。

それは、応える側が、何を聞かれているかが分かること、そのことが大事なんだよね、というお話。


少し分かりやすく、誇張して言うなら、クローズドクエスチョンをする時、

「敢えて、YES、NOの応えを求めますが」

と付けることにより、相手も質問の意図が分かる。

そして、さらに踏み込むなら、YES、NOで相手が応えた後に、

「どうして、そのように考えましたか?今度は、オープンに聞かせてください。」

と、オープンクエスチョンの意図を伝える。

そのようなイメージ。

イメージ、湧きましたか?

質問の意図を、自分の中で明確にする。

ぜひ、お試しあれ。


、、、言語化してスッキリ☆☆

「意図を明確にする。」深いよね。

さぁ、本日もガンバルンバ💪

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、820時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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