理想があるから現状とのギャップで悩む【プロコーチの視点】

悩みや課題があると言うことは、裏を返すと、そこに自分の理想があることとも言える。

では、自分の思い描いた理想な状態って、どんなもの?

コーチングセッションでは、よくゴールを描くと言うけど、

「ゴール=理想の状態」

と言うことになり、このことを明確にするだけでも、悩みや課題の理由も分かってくる。


そして、何よりのポイントは、そのことを自分の頭の中でぐるぐるさせるだけでなく、

コーチという第三者に、自分の言葉で話してみて、自分の言葉に気づくことが、コーチングセッションと言う対話の時間の醍醐味。

自分への気づき、コーチングでは、オートクラインと言うのだけど、

コーチングセッションでは、いかにオートクラインがクライアントに生じるかがポイントにもなる。


ただ、これって、コーチングセッションだけの話に限らず、日常の中で、人の悩みや相談を聞く際に、

その悩みや課題に関して、その人の理想がどのような状態かを質問すると、

その人の悩みや課題解決のサポートにも繋がったりする。

ぜひ、日常の中に、コーチングマインドを取り入れてみてはいかがでしょうか?

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

研修講師
理学療法士
国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、830時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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