仕事をする中で、スタッフの主体性を育むべく、
質問をして考えてもらうことは、多くのリーダーが行っている。
この時に、課題の緊急性や重要度によっても変わってくるが、
いかに、質問をした後に、スタッフから言葉が出てくるのか、リーダーとして、
「待てる」
かがポイントになってくる。
ちなみに、主体性と似た言葉で、自主性がある。
この言葉の違いは、
主体性とは、自らの意志や判断に基づいて、自らの責任のもとで行動することを言います。一方で、自主性は、ある程度決められていることを自ら率先して行う態度や性質のことを指します。やるべきことを決定するのが自分であるか、他者であるかが両者の明確な違いです。
自主性とは?主体性との違いや自主性のある社員を育てる方法を解説 | オンライン研修・人材育成 – Schoo(スクー)法人・企業向けサービス自主性とは、自ら率先して行動を起こすことです。本記事では、自主性の概要や自主性のある人の特徴、自主性のある社員がいる企業のschoo.jp
スタッフを指導、特に、新人を指導する際には、順番的には、
自主性→主体性
という流れが良くて、つまり、まずは、決められた枠組みの中で、積極的に動いてもらい、
その中で経験を積みながら、今度は責任も自分で持ちながら、アイデアや企画を出していく主体性を育む、そのようなイメージ。
そのため、リーダーとして、スタッフの成長を促す上で、
「主体性を育みたいのか?自主性を育みたいのか?」
このことを意識しながら、関わると、リーダーとしてスタッフに期待するものも明確になるし、
スタッフ自身も、求められるものが分かっていると、パフォーマンスも発揮しやすい。
この時、特に主体性を育みたい場合は、いかに、
スタッフ自ら、こうしたい!やってみたい!を主体的に言動が出てくるのを、
「待てる」
ことができるかがポイント。
あなたは、普段、待つことはできていますか?