コーチングスキルの要約。
コーチが具体的に聞いたことを、クライアントの言葉で短くまとめ、クライアントに返すこと。
解釈や追加、判断なしに、聞いたことだけを要約することが重要で、そのためには、クライアントの言葉を使うことが不可欠。
クライアントの言葉を効果的に扱うには?コーチングの会話において、クライアントの言葉を「繰り返すこと(Reflcting…coach.co.jp
要約が上手く機能すると、スタッフも、
「そう、そうなんです!
それで、実は、、、」
と、話がさらに展開していき、対話を一緒につくるという感覚になっていく。
ただ、その時にいくつか気をつけるポイントがあって、
①スタッフが使った言葉を、できるだけそのまま使う。
②要約した言葉が、相違ないかの確認を行う。
①スタッフが使った言葉を、できるだけそのまま使う。
あくまでも、スタッフの話した言葉を使いながら、要約していくスタンスでないと、
言葉を入れ替えて、例えば、「忙しい」に対して、「大変、苦しい」と言い換えをしてしまうと、話の流れが変わってしまうので、注意が必要。
②要約した言葉が、相違ないかの確認を行う。
スタッフの話を聞いて、一緒に整理する感覚で、
「○○という認識で、合っている?」
と確認することで、対話のボールをスタッフに渡して、スタッフが確認することができ、判断してもらうことができる。
いずれにせよ、
「どうして、要約が必要なのか?」
このことを大切にできると、要約が押し付けになったり、こちらが対話の主導を握ることも少なくなり、スタッフの気づきが広がり、思考の整理にも繋がる。
要約、ぜひ、対話の中で上手く取り入れてみること、オススメです。