動機を適切に扱える理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは腹八分でも満足できる

アメリカの心理学者、デイビッド・マクレランド氏は、社会性動機を、

●達成動機=設定したゴールを達成したいという動機
●親和動機=人と仲良くしたいという動機
●パワー動機=多くの人に影響を与えたい、羨望を受けたいという動機

の3つに分け、動機のプロファイルによって適する職業やポジションが変わると提唱した。

デイビッド・マクレランド – Wikipediaja.m.wikipedia.org

皆さんは、どの動機を、ご自身のモチベーションにしていますか?


理想は、この3つをバランスよく使うのが良いのだろうけど、大切なことは、いずれの動機も、

「行き過ぎ」

に気をつける必要がある。

行き過ぎが起きると、そのことを望むが故に、

成果を望みすぎるが故に、、、
人と仲良くなりたいが故に、、、
人に影響を与え、認めて欲しいが故に、、、

やりすぎてしまうと、極端な話、不正をしてしまったり、人を騙してしまったり、、、

となる。


「腹八分」

という言葉があるように、幸せも含めて、8割ぐらいを目指すのが、案外良かったりする。

ついつい、リーダーとして、望み過ぎるが故に、疲れ果てたり、思わぬ方向に行ってしまったりすることはあると思う。

この、3つの動機を上手く使いながら、自分も、スタッフも、組織も、腹八分でも満足していけると良いのかなと、最近考えている。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、740時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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