医療介護の総合コンサルタント、株式会社MNS(メディカル&ナーシング・サポート)様主催のオンラインセミナー、
【マネジメントに活かすコーチングスキル基礎講座】
~マネジメントを聴く(傾聴)、認める(承認)ことから始めよう~】
というタイトルで、6月15日に、看護師、ソーシャルワーカー、地域包括の相談員、栄養士、相談支援専門員、理学療法士、介護支援専門員の多職種の方々向けに、研修を実施してきました。
私自身、訪問看護ステーションで管理職となりマネジメントを経験した2016年から、マネジメントスキルの一つとして、コーチングを学び始めた経緯があります。
「Getting things done」(物語を成し遂げる)
+
「through others」(他者を通じて)
=
【他者を通じて、物事を成し遂げる】
こう定義されています。
この”他者を通じる”時に、スタッフとのコミュニケーション、対話は欠かせない、基本の基の部分になります。
広義で考えると、コーチングは、コミュニケーションにおけるスキルの一つとも言えるので、マネジメントにおいて、コーチングは有効な手段(特に、その中でも基本中の基本ともいえる、コーチングスキルの傾聴、承認)であると、私は思っています。
そう言ったことから、今回、
【マネジメントに活かすコーチングスキル基礎講座】
というタイトルでお話しをさせていただきました。
実際の内容としては、
・日々のマネジメントに関する課題の目線合わせと概要説明
・コーチングの概要とコーチングマインドの説明
・コーチングスキルの傾聴、承認と、アンコンシャスバイアスの体感ワーク
をテーマに、オンラインならではのチャット機能の活用での双方向な対話型セミナーで皆さんと一緒に楽しく学びました。
この双方向性は、コーチングの三大原則の一つでもあり、Be a Smileの提供するセミナーでは、一方向のインプット型ではなく、双方向のアウトプット重視型のスタイルを取っています。
Be a Smileの提供する研修では、リアルでなくオンラインでもあってもできるだけ多くの時間をワークとシェアに費やします。
これには理由があって、コミュニケーションは、私たちにとって、
当たり前に行っているもの過ぎて、だからこそ、自分ではどんなコミュニケーションを取っているか、分かりにくくなるんですよね。
それを、ワークを通じて、自分で気づいたり、他の人からのフィードバックで気づいたりと、
この、「気づき」を得ていただくために、行っています。
人は、「気づき」を得ることができると、思考や行動を変えることができます。
そして、その「気づき」をグループワークや全体の中でシェアすることにより、
さらに自分の「気づき」そして、周りの人の「気づき」にも繋がっていきます。
これらの「気づき」を得るために、実践的なワークとシェアを沢山取り入れています。
最後になりますが、今回、このような貴重な機会をいただいた、
現在は株式会社MNSの代表取締役であり、代表山田の前職ソフィアメディ株式会社時代にお世話になった、市川圭さんに感謝を申し上げると共に、
参加してくださった皆さまにもこの場をお借りして、改めて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。(下は、市川さんとの写真です)
マネジメントにおいて、スタッフとのコミュニケーション、対話は全ての基本となるもので、これを細分化していくと、コミュニケーションスキルの、
傾聴、承認など基本的なことに立ち返ることができ、実は、このことを丁寧に実施していくと、
それだけでもマネジメントが円滑にいくキッカケが掴めます。
この辺りのエッセンス、私自身、理学療法士として20年、現在も含めてさまざまなフィールド(病院、デイサービス、訪問看護、有料老人ホーム)で働き、管理職、リーダーとしてマネジメントを経験し、現在も多くの経営者、マネージャー、そして組織のサポートを行う中で、
マネジメントと向き合い続けているからこそ、リアルなお話しもできます。
もし、こういった研修に興味がある、病院・介護・福祉施設の研修担当の方がいたら、お気軽に相談ベースで構いませんので、ご連絡ください↓