人は忘れる生き物と思える理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは確認できる

「人は忘れる生き物」

エビングハウスの忘却曲線

エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが、人間の長期記憶について研究した結果、提唱された考え方です。
この研究では意味のないアルファベットを記憶させた後、どれだけ記憶を保持できているかを実験したもので、20分後には42%を忘れている(58%を記憶している)という結果が出ています。

エビングハウスの忘却曲線とは 最適な復習タイミングと注意点を解説 エビングハウスの忘却曲線とは、時間経過にともなう記憶の変化やメカニズムについて研究したものです。このメカニズムを知ることsmbiz.asahi.com


リーダーとなり、スタッフに何かを伝えて実行してもらう時に、なかなか進行しないと、

「この前、言ったのに忘れたのかな?!!」

と思うことがある。

そこに目くじらを立てるより、

「伝えた≠伝わった」

ではないことと、

「人は忘れる生き物」

を思い出そう。


ここでリーダーのあり方として大事になってくるのが、

「人は忘れる生き物」

という前提のもとで、

伝わったかの確認をすることと、行動をいつするかの確認をして、

そして、その行動がなされたかの確認を行うこと。

このことを丁寧に一つひとつ行なっていく。

もう少し深掘りすると、人を変えようとするのではなく、自分が変えられること、

伝え方
確認

をするのが大切。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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