リフレーミングできる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは行動を変えられる

コーチングスキルのリフレーミング。

リフレーミングとは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事の枠組みを外して、違う枠組みで捉えることです。コーチングのプロコーチは、クライアントが自ら思い込み、自分を縛っている捉え方を、リフレーミングのスキルを用いて、クライアントに気づきを促します。

「リフレーミング」のスキル ~ 多面的な視点の存在に気づいてもらう! – CBLコーチング情報局私たちは、一人ひとり価値観や意見、想念などのフレーム(枠あるいは枠組み)を持って生きています。個々人のフレームinfo.coaching-labo.co.jp


実際に、コーチングセッションの中で、リフレーミングのスキルを使うときは、

例えば、クライアントが、

「あのことは、普通◯◯ですよね!

私は、だからスタッフに◯◯と繰り返し言っているんです!」

となっていた時に、コーチが、

「◯◯を、違う角度、例えば、スタッフの立場からみると、どう見えます?」

と問いを置くと、クライアントは、

「そんな、スタッフがどう思っているかは、あまり聞いていないから分かりません。

多分、◯◯と思っていると思いますよ。」

と話し、続けてコーチが、

「◯◯を確かめるに、できることはありますか?」

と聞くと、クライアントは、

「、、、確かに、コミュニケーションとって確認しないと分からないですね。」

となる。


上記のようなことって、日常多くて、人は基本、自分が見たいように世界をみているので、それぞれの世界観がある。

これが、良いとか悪いとかではなくて、大事なのは、それぞれの世界観、枠組みがあるので、違う枠組みで見る(リフレーミング)ことも必要になってくる。

リーダーだけの枠組みでなく、また、スタッフだけの枠組みでなく、

お互いに、違う枠組みで考えることも大事。

あとは、

「それって、●●って、見方もできませんか?」

と互いに、双方向に対話できると良いよね。

そうして、見方、解釈が変わると、自然と行動が変わる。

リフレーミング、ぜひお試しください。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、770時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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