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臨床実習を共に支える力を ─ 理学療法士養成校向けレジリエンス×コーチング授業

理学療法士を目指す学生の多くにとって、臨床実習の現場は、期待と同時に不安や緊張が渦巻く場所です。
私自身も、養成校時代の臨床実習や新人時代に、多くの壁にぶつかりました。
「あのとき、自分のレジリエンスの力や、自分と向き合う方法、コミュニケーションスキルをもっと学んでいたら…」
そう感じる経験が、今の活動の原点になっています。

だからこそ、臨床実習を共に支える力としてのレジリエンス、そしてそれを育むコミュニケーション力が非常に重要だと感じています。
そしてこの力は、学生のうちから学び始めることで、臨床実習やその後の理学療法士人生を大きく支えるものになると信じています。


雑誌「理学療法」に掲載!

「レジリエンス×コーチング」で臨床実習を支える新しい視点

このたび、業界誌「理学療法」7月号にて、理学療法において対象者のレジリエンスを高めるためのコーチング技法と効果について寄稿いたしました。

記事では、次のような具体的なテーマを取り上げています:

  • GROWモデルを活用した目標設定の進め方と、実際の会話例
  • 傾聴・承認・質問・フィードバックを組み合わせた対話の進め方
  • 理学療法士自身の「自己基盤(ファウンデーション)」を整える方法
  • チーム内で支え合う文化を育むコミュニケーション

これらはすべて、臨床実習の場面でも非常に役立つ内容だと感じています。
私自身の現場での試行錯誤の経験をもとに、実際の臨床に直結するスキルとしてまとめています。

養成校での授業の中で、このような内容を取り入れることで、学生たちは臨床実習をより安心して迎え、現場で自信を持って学べるようになるのではないかと考えています。

  • 臨床実習での患者さんへの声かけやモチベーション支援
  • 実習先のスーパーバイザーや職員との関係づくり
  • 国家試験勉強中の自己管理やメンタルケア
  • 多職種連携の場面でのコミュニケーションの土台づくり

養成校での授業で届けたいこと

国家試験の合格はゴールではなく、理学療法士としての長いキャリアのスタートです。
現場で「いきいきと、やりがいを持って働き続けられる理学療法士」でいるためには、知識や技術だけでなく、
心のしなやかさや、人との関わりを築く力が大きな支えになります。

特に臨床実習は、こうした力がまさに問われる場です。
患者さんとの対話はもちろん、実習先のスーパーバイザーや多職種の職員とのやり取りにも、安心して臨めるコミュニケーションが欠かせません。

私が、特にお伝えしたいのは、コミュニケーションは決して「センス」だけで決まるものではないということです。
トレーニングを重ねることで、誰でも必ず上達できるスキルです。

特に、コーチングスキルの:

  • 傾聴:相手の言葉の奥にある想いを聴く力
  • 承認:相手の存在や努力を認める力
  • 質問:相手の気づきを引き出す力
  • フィードバック:相手が前に進みやすい伝え方

これらが身につくことで、臨床実習や現場での対話の質が大きく変わりやすいと感じています。


授業で扱うテーマ例

  • 対話で育むレジリエンス
    └ 患者さん自身が「やってみよう」と思える対話の進め方
  • 理学療法士自身の心のしなやかさを育む
    └ 感情マネジメントとセルフコーチングの実践
  • 臨床実習で活きるコミュニケーションスキル
    └ スーパーバイザーや職員との関係を築く聴き方・伝え方
  • 現場で活かすプロコーチの技術
    └ GROWモデルを用いた目標設定と振り返り

授業は「実践型」。だから身につく!

私の授業は、ただ話を聞くだけの座学ではありません。
体験型ワークやロールプレイ、ディスカッションをふんだんに取り入れています。

学生が自分の言葉で話し、相手役を体験し、フィードバックを受ける中で、
「臨床実習でも使えそうだ」と感じてもらえるよう、工夫を重ねています。

  • 臨床現場を想定したリアルなロールプレイ
  • 相手役を経験することで広がる視野
  • 実際にやってみて、仲間や講師から具体的なフィードバックを受けられる

授業後には、
「自分にもできる気がする」
「すぐに現場で試してみたい」
このような声を多くいただいています。


このような先生方におすすめです

  • 学生が臨床実習で自分らしくコミュニケーションできるようになってほしい
  • 実習中、学生が人間関係の不安を減らし、学びを深めてほしい
  • 学生のメンタルヘルスや自己管理の力を育てたい
  • 自校の強みになるような独自の授業を取り入れたい

もし、貴校の学生たちが、
「レジリエンス」と「対話力」を育み、臨床実習や未来の現場でいきいきと働ける力を身につけられるようサポートを検討されているようでしたら、ぜひ一度お話ししませんか?


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プロフィール

山田 真伸(やまだ まさのぶ)

Be a Smile代表。研修講師、理学療法士であり、国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ、コーチングプラットフォーム認定コーチ、Gallup認定ストレングスコーチ。

急性期から在宅まで幅広い現場で延べ12,000人のリハビリを担当し、訪問看護のリハ部門では事業所立ち上げやスタッフ育成を経験。研修講師・コーチとしても登壇150回以上、個別セッション950時間以上を行い、実践的なコーチングとコミュニケーションスキルの指導に取り組んでいる。


よくあるご質問

Q. 授業時間はどのくらいですか?
A. 90分程度〜半日など、カリキュラムに応じて対応可能です。

Q. 学生のレベルに合わせられますか?
A. 1年生から臨床実習に向かう、それぞれの学生にの皆さんのレベルまで、柔軟に対応します。

Q. 講義費用はどれくらいですか?
A. 内容や時間により変動します。まずはお気軽にご相談ください。


「未来を支える理学療法士」を一緒に育てましょう!

今回の雑誌を見ていただいたことををきっかけに、貴校の学生の皆さんとご一緒できることを楽しみにしています。
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山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

研修講師
理学療法士
国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修150件以上、950時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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