ファウンデーション(自己基盤)に向き合うときに、最初に取り組むことが多いのが、未完了。
一見、to doリストと似ているように思えるけど、
イメージ的には、to doリストだと、タスクベースで、いかにそのタスクを早く終わらすという、タスクにフォーカスがあたりやすい。
これらは、仕事を行う上では大事なことではあるけど、
ファウンデーションの未完了は、タスクというより、その未完了が自分自身の人生にはどんな影響があったりと、フォーカスをタスクではなく、そのタスクに向き合う自分にあてる。
例えば、メールに返信していない。
という、未完了が上がったとするなら、
本当の自分は、メールの返信にどう対応できる人でありたいのか?
メールに返信しないで、自分が得ていることはなんだろう?
メールに返信しないで、自分が失っていることはなんだろう?
と、主語を自分にして考えてみる、これが、未完了へと向き合い方の一つ。
to doリストだと、メール返信が上がれば、メールに迅速に対応して、
「よしっ!タスク終了!次!」
となるけど、未完了で考えると、敢えて立ち止まって、そのことを自分ごととしてゆっくり考えて、
果たして、メールの返信をすることが、自分にとってどんな影響があるのか、自分のあり方に基づくと、どの対応が良いのか、そんな風に考えていく。
完了していないこと、一つひとつ丁寧にみていくと、何が自分に起きる?