「探求」と「探究」の違いを考える:コーチの視点

たんきゅうを漢字で表すと、

「探求」

「探究」

となる。

最近、たんきゅうという言葉を使おうとした時に、予測変換で出てきたのが、この2つの漢字。

意識しているようで、意識していなかったので、これを機に、その違いを調べてみた。


詳細は、こちらのサイトでの説明が分かりやすい↓

「探求」と「探究」は意味が違う!例文付きで使い分けを徹底解説kurashinista.jp

こちらのサイトにもあるように、

「探求」の目的は、なにか分からないもの、どこにあるか分からないものを追い求めることそのもの。主に、個人的な好奇心や哲学的な興味に基づいて行われます。哲学や宗教、芸術などの領域でよく使われる言葉です。

一方、「探究」は「ある物事を見極めて理解すること」であり、その目的は対象の物事を科学的な観点からの研究や調査などによって「解明」することにあります。つまり「探究」は、実験や分析などを通じて、現象や物事の根本的な原因や法則を理解しようとする科学的なアプローチなのです。そのため、科学や技術分野などの領域でよく使われます。

とされている。


その上で、私の印象としては、探究は、研究と似ている感じで、突き詰めるような感じで、

探求は、個人的な興味関心を探っていく感じで、どちらかというと、こちらの方が抽象度が高い感じを受けた。

コーチングセッションで考えると、クライアントのタイプによっても、この、たんきゅうの仕方って変わる。

イメージやビジョンをまずは掲げたい方には、探求してもらいながら、これぞというのが出てきたら、そこを探究すると良さそうで、

まずは、目の前のことから確実に成し遂げたい方は、探究していきながら、少し視野を広げるイメージで、ビジョンなどを探求してもらうと良さそう。


そう考えると、探求と探究のバランスって大事で、抽象化か具体化のような感じ。

、、、と、私は、どちらかと言うと、今みたいに、「感じ」とかを使うのが多いので、探求タイプ。

一方で、探究が割合としては少ないので、意識的に探究することも取り入れると、たんきゅうに奥行きが出てくる。

と、こんな感じで(また、感じを使う(笑))、同じ読み方でも、漢字で意味合いが変わってくるので、この辺りを、探究すると楽しいよね。

あとは、たんきゅうの、探の字は、探すなので、いずれにせよ、自分自身が興味関心を持って探す感覚を、私は大切にしていこう。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
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  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
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