ザワザワしている場の落ち着かせ方を考える【プロコーチの視点】

人前で、話をしている時に、場がザワザワしていると、なんだか話し手としても、

「あぁ、なんか自分の話がつまらないのかな。。。」

と気持ちがソワソワすることがある。


こうした時に、

「静かにしてください!」
 
より、

「話をしているので、静かに聞いていただけると、私は嬉しいです。」

と、「私は、嬉しい。」と、アイメッセージで伝えると、伝わりやすいのと、言っている自分も楽な気持ちになる。


それ以外にも、話の間をゆっくり取って、というか、敢えて話し手が沈黙の時間を作り、

しーん。となると、場は静かになる効果もある。

この狙いとしては、こちらが音を発していると、違う話をしている人にとっても、自分が音を出しても大丈夫となりやすいので、

そこを、沈黙という間を設けることによって、自分が音を出していることに気がつくというもの。


あとは、シンプルに、話す内容を変えたり、ワークを取り入れたり、自分ができる工夫をしながら、

場を落ち着かせるには、その場の雰囲気や聞いてくれている人の年齢、属性などがあるので、

「これさえすれば!」

とならない難しさがあるけど、そこを調整していくのも、楽しみながら進めると良いよね。

山田真伸

執筆者:山田 真伸

Be a Smile代表

国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングスコーチ
理学療法士

20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、病院・介護施設向けの企業研修110件以上、810時間以上の個別セッションの経験を持つコーチ。

  • 病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向け
    カスタムメイド式の企業研修
  • リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)
    リーダー向けコーチングセッション

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